アイスランドに「国ごとウィキリークスになる」という動きがあるのをご存じだろうか。人口約32万人の北欧の小国アイスランドの議会は昨年6月、メディアなどに情報を提供・公開した人物を保護する法律などを整え、報道の自由や情報公開を促進する政策に向けた指針(通称「IMMI」=アイスランド現代メディア法案)を承認している。脱税の温床になると批判も多い「タックスヘイブン(租税回避地)」を逆手にとった「情報ヘイブン構想」で、"情報立国"を目指す試みだ。 ジャーナリストの津田大介氏は2011年10月27日、ニコニコ生放送の番組「『デモクラシー・ナウ!』ウィキリークス特集『アイスランドは情報天国をめざす』」に出演し、このようなアイスランドの動きを、「すごく乱暴に言えば、アイスランドが国ごとウィキリークスになってしまえばいい」という構想であると説明した。津田氏によると、アイスランドは、「ジャーナリストヘイブンと
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