北京=倉重奈苗 ワシントン=奥寺淳 モスクワ=駒木明義 パリ=青田秀樹 ニューデリー=貫洞欣寛 シドニー=郷富佐子 ジャカルタ=古谷祐伸 2016年1月6日 23時30分 中国外務省は6日午後、「北朝鮮が国際社会の普遍的な反対を顧みず、再び核実験を行った。中国政府は断固反対する」との声明を発表した。また、同省の華春瑩副報道局長は同日午後の定例会見で、「事前に何も知らされていない」と述べ、北朝鮮側から核実験実施の事前通報はなかったことを明らかにした。 華副報道局長は駐北京の池在竜・北朝鮮大使を同省に呼び、「厳正な申し入れ」を行うとも述べ、「朝鮮半島の非核化の実現と核拡散防止、北東アジアの平和と安定の維持は中国の揺るぎない立場だ」と改めて中国の基本原則を強調し、6者協議の再開を急ぐよう関係国に働きかけていく方針を示した。(北京=倉重奈苗) ◇ 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のプライ