北朝鮮の朝鮮中央テレビで放映された、北朝鮮・平壌で水爆実験に関する書類に署名する金正恩第1書記(2016年1月6日韓国・聯合ニュース提供)(c)AFP/NORTH KOREAN TV/YONHAP 【1月6日 AFP】北朝鮮が小型化した水素爆弾の実験に初めて成功したと6日に発表したことに対し、原子力専門家らは、観測された地震の規模から推測して水爆よりも威力の弱い爆発だった可能性が高いとして、発表に疑問を投げ掛けている。 オーストラリアを拠点に活動する核政策・軍縮専門家のクリスピン・ロベール(Crispin Rovere)氏は、核実験場のある豊渓里(プンゲリ、Punggye-ri)で観測されたマグニチュード(M)5.1の地震は、北朝鮮側の発表を裏付けるものとしては規模が小さすぎると指摘する。 「観測された地震データは、爆発が、水爆実験で予想されるものよりも大幅に規模の小さいものだったであろう
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