オーストラリア・ダーウィン(Darwin)近郊のアデレード(Adelaide )川から頭をのぞかせるイリエワニ(2008年9月2日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD 【6月10日 AFP】世界最大のワニであるイリエワニは、海流に乗って「ボディーサーフィン」することではるか遠くまでたどり着くことができるとする研究結果が8日、英科学誌「Journal of Animal Ecology」に発表された。 科学者らは長年、なぜ海によって大きく隔てられた太平洋とインド洋の島々にイリエワニ(海水ワニ、通称ソルティ)が広く分布しているのかについて、頭を悩ませてきた。 オーストラリア・クイーンズランド大(University of Queensland)のハミッシュ・キャンベル(Hamish Campbell)氏率いる研究チームは、イリエワニの成体27頭に発信器を取り付け、行動を観察した。計画には、
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