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ブクログ新刊に関するOKETAのブックマーク (40)

  • 『どんまい』(重松清)の感想(45レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 離婚届を提出する前日。夫との最後の話し合いを終え、自宅――ちぐさ台ニュータウンに娘の香織を連れて帰ってきた洋子。疲労感と将来への不安感でいっぱいだったが、団地の掲示板に〈メンバー募集 年齢・性別ともに不問〉という貼り紙があるのに気づく。ちぐさ台カープという草野球チームの入団募集だった。洋子は、子どもの頃、水島新司の野球マンガ『野球狂の詩』のヒロイン・水原勇気になりたかったことを思い出す。「入るから」。洋子は念を押すように香織に向かって繰り返す。「お母さん、絶対に入るからね」。 〈ちぐさ台団地の星〉と呼ばれたかつての甲子園球児、要介護の親を田舎に抱えるキャプテン、謎多き老人・カントク、そして娘の香織――草野球チームを通して交錯する「ふつうの人々」の人生を鮮やかに描ききった傑作長編小説

    『どんまい』(重松清)の感想(45レビュー) - ブクログ
  • 『別役実II ジョバンニの父への旅/諸国を遍歴する二人の騎士の物語 (ハヤカワ演劇文庫)』(別役実)の感想(1レビュー) - ブクログ

    別役実さんの名を知ったのは、小室等さんの歌だった。 六文銭時代の「雨が空から降れば」も別役作品「スパイものがたり」の劇中歌。 そんな興味で読んでみた。 「ジョバンニの父への旅」銀河鉄道の夜から23年後という設定。設定がちょこちょこ矛盾しているようだが、劇としてみている分には気にならないのかもしれない。 まあ、読んでいる際はそこそこ面白かったけど、他の作品の設定や登場人物に寄り掛かる作品ってどうなんだろう。 この演劇を観たからと云って「銀河鉄道の夜」の読みが変わることはないなあ。 「諸国を遍歴する二人の騎士の物語」途中までドタバタ喜劇なのか、という印象。最後はバタバタ人が死んで後味悪い。不条理劇と決めつけて見ない方が良いと後書き解説にあるけど、この劇見たいと思わないなあ。 これが別役さんの代表作なんだろうか。

    『別役実II ジョバンニの父への旅/諸国を遍歴する二人の騎士の物語 (ハヤカワ演劇文庫)』(別役実)の感想(1レビュー) - ブクログ
  • 『プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-16)』(レイモンド・チャンドラー)の感想(25レビュー) - ブクログ

    プレイバック 著者:レイモンド・チャンドラー 訳者:村上春樹 発行:2018年9月15日(単行は2016.12) 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫) 「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」 小説そのものより、この下りの方がずっと有名かもしれない。チャンドラーの小説に出てくることを知っていても、「長いお別れ」や「さらば愛しき女よ」あたりに出てくると思っている人もいるかもしれない。僕の印象では、この言葉は有名だけど、プレイバックの小説そのものはそんなに面白くない、と評する人が多いように思う。 ともあれ、この有名な言葉を村上春樹が果たしてどう訳しているのか。なんといっても興味はそこにつきる。現に、今回の訳者あとがきでも最初からその話題になっている。大抵の人は同じ質問をしてきたそうだ。「あの部分はどう訳すんですか?」 この言葉、冒頭に「男は」をつけて角川映画が70年

    『プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-16)』(レイモンド・チャンドラー)の感想(25レビュー) - ブクログ
  • 『火曜日のルビィ』(重松清)の感想 - ブクログ

    作品紹介・あらすじ いまから僕が話すことが、すべてのひとに信じてもらえるとは思わない。 一人の少女が登場する。何人かの、僕と同世代の男性が、そこにからんでくる。要するに――中年男と少女の物語だ。 高校二年生。17歳の誕生日に――彼女は剃刀で手首を切って死んだ。 「死ぬ前にこの風景が見えていたら、死ななかった」 ほんとうなら誰にも語られることのなかった、「敗者の物語」を、僕が語ろう。 重松清 1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。 「2023年 『カモナマイハウス』 で使われてい

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  • 『バースデイ・ガール (HARUKI MURAKAMI9STORIES)』(村上 春樹)の感想 - ブクログ

    『バースデイ・ガール (HARUKI MURAKAMI9STORIES)』(村上 春樹) のみんなのレビュー・感想ページです。この作品は36人のユーザーが棚に登録している、スイッチパブリッシングから2018年8月20日発売のマンガです。

    『バースデイ・ガール (HARUKI MURAKAMI9STORIES)』(村上 春樹)の感想 - ブクログ
  • 『ハレルヤ』(保坂和志)の感想(34レビュー) - ブクログ

    小説、のくくりになっていますがエッセイに近いかなと読後感から感じます。 最初は読みにくくとっつきにくく「何故こんなにセンテンスセンテンス読点だらけなのか?」気になって仕方がありませんでした。 でも短編の「こことよそ」までたどりついたら「そうか、感性のままに文章をしたためたらこうなるんだな」とようやくちょっとわかったような気になりました。確かに「思考するとき」ってまるで読点を打つように、それほど脈絡のないものもどんどん連ねて流れるように考え続けます。 その感覚がつかめると文章が入ってくるようになりました。そしてこのような書き方は、きっと意図的にするのは実は大変難しいと思います。描写力がない人が真似すると多分とっちらかってしまいますから。 そして「こことよそ」すごくいい文章、と思いました。 個人的には、suchmos(バンド名。文中に出てきます)が大好きなのでもう、それが出てくるだけでも大満足

    『ハレルヤ』(保坂和志)の感想(34レビュー) - ブクログ
  • 『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラクニオ)の感想(14レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 村上春樹のファン、ハルキストの聖地と呼ばれるブックカフェ「6次元」のふたりが、 村上春樹にまつわるさまざまな用語をイラストとともに辞典形式で解説。 書名や登場人物から、作中に登場する場所や頻出するキーワード、 作家の名言や学生時代の逸話まで約600語が収録されている。 作品ゆかりの地を紹介したイラストマップや作家が好きな音楽事、翻訳版の装丁など、 さまざまな角度から楽しめるコラムも充実。 作品と作家について理解を深められる内容となっている。

    『村上春樹語辞典: 村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く』(ナカムラクニオ)の感想(14レビュー) - ブクログ
  • 『たんぽぽ団地のひみつ (新潮文庫)』(重松清)の感想(38レビュー) - ブクログ

    重松清の長篇作品『たんぽぽ団地のひみつ』を読みました。 『赤ヘル1975』、『流星ワゴン』に続き、重松清の作品です。 -----story------------- 団地をめぐる冒険が始まった! 幸せすぎる結末が待つ、家族と友情のミラクルストーリー。 取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。 そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。 夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて――。 大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。 『たんぽぽ団地』改題。 ----------------------- 『しんぶん赤旗 日曜版』に2014年(平成26年)9月から2015年(平成27年)10月まで連載され、2015年(平成27年)に

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  • 『村上春樹の100曲 (立東舎)』(栗原裕一郎)の感想(16レビュー) - ブクログ

    村上春樹さんの著書は半分も読んでいないライトな読者の視点からの感想になります。 Spotifyのプレイリストで(カタログであったのは70曲前後)聴きながら暇なときにぱらぱら読みました。80's以降、ロック、ポップ、クラシック、ジャズと大きく分けて、様々な論者の幅広い視点から楽曲や作品との関係性、背景が語られます。個人的には書籍の5分の一を占める『風の歌を聴け』から『騎士団長殺し』までの音楽リストがよかったです。資料的に。 音楽が好きなので、飾りのような小道具、ちょっとしたアイテムのようにはどうしても見れなくて、中には緻密な引用のされ方がされている、というのがよくわかる優れた論評もあったように思えます。歴史的な背景やアーティストの生い立ち、楽曲の時代性などから逆に作品を読み解いていく面白さがあり、楽しく読めました。 まだCDが国内流通していない曲が氏の小説に出てきて、探しにきたお客さんに頭を

    『村上春樹の100曲 (立東舎)』(栗原裕一郎)の感想(16レビュー) - ブクログ
  • 『MONKEY vol.15 アメリカ短篇小説の黄金時代』(村上春樹)の感想(5レビュー) - ブクログ

    アメリカ短編小説の黄金時代」を特集した今号は、ここまでのMONKEY 15冊の中でも珠玉の一冊。 村上春樹訳によるジョン・チーヴァーの短編6を中心に、柴田元幸訳によるバリー・ユアグロー、スティーヴン・ミルハウザー、そして村上+柴田の対談(「x」(かける)ではなくて、「+」(たす)になっているところがいかにも柴田流)。非の打ち所がないラインナップ。MONKEYで日の書き手を知る楽しみもあるけれど、やっぱりこの文芸雑誌は柴田・村上の翻訳があってこそ。

    『MONKEY vol.15 アメリカ短篇小説の黄金時代』(村上春樹)の感想(5レビュー) - ブクログ
  • 『村上さんのところ (新潮文庫)』(村上春樹)の感想(85レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 春樹さん、こんなことも聞いていいですか? 世界中から集まった質問は何と 3 万7465通。恋愛・人間関係・仕事など悩ましい人生のモンダイから小説の書き方、音楽映画、社会問題、やスワローズまで、怒濤のメール問答は119日間、閲覧数1億PVに及んだ。可愛くてちょっとシュールなフジモトマサルのイラストマンガを多数加え、笑って泣いて励まされる選りすぐりの473通を収録する! 【読もうと思った理由】 20年以上前に、村上春樹氏の「ねじまき鳥クロニクル」を読了したが、何が面白いのかさっぱり理解が出来なかった。そこから村上氏の作品に対して強い苦手意識を持ってしまい、氏のは全く読んでいなかった。 以前、好きの会社の同僚と好きなについて語っているとき、こんな話を聞いた。※ちなみにその同僚は、中国語が話せる人です。 昔、中国人の友達について話しているとき、村上春樹氏のは読ん

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  • 『シェエラザード (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES)』(村上 春樹)の感想(3レビュー) - ブクログ

    HARUKI MURAKAMI 9 STORIES 定期購読のご案内 「HARUKI MURAKAMI 9 STORIES」を毎号あなたのお手元にお届けします。 定期購読だと、こんなに"お得”です! 全9巻分の合計金額は15,552円(税込、1冊あたり1,728円)ですが、 約6%OFF!! 14,580円(税込)でお届けします。 もちろん送料は無料。特別定価号があっても追加料金なし。 ※2月、6月、10月の年3冊刊行 今ならオリジナルトートバッグをプレゼント!! スイッチパブリッシングのPR いったん下り坂を転がり始めた車輪を押しとどめることはできなかった」 『パン屋再襲撃』『シェエラザード』『かえるくん、東京を救う』……。�あの名作短篇が、漫画として生まれ変わる。世界に先駆けて、日の読者に贈る、新しい村上ワールド。漫画で読む村上春樹シリーズ全9巻。 第3弾は「MONKEY VOL.2

    『シェエラザード (HARUKI MURAKAMI 9 STORIES)』(村上 春樹)の感想(3レビュー) - ブクログ
  • 『日の名残り ノーベル賞記念版』(カズオ・イシグロ)の感想(15レビュー) - ブクログ

    2019年10月10日読了。休暇をとった英国の老執事は、自動車旅行の途上で自分の執事人生・主人・館での日々を回想しはじめ…。ノーベル賞作家となったイシグロ氏の99年の作品だが、ものすごく「テクニカル」な小説だ、という印象。文体は優雅だし(英語で読んでみたいもの)、一人称の主人公の手記という形式にも不自然さが全然なく、語り手が「語らないこと」を否応なく意識させられる構成、世界情勢やイギリスの変化に想像が膨らむ描写、など実に見事な小説だ…。「主人公がプロの執事」である、ということが「肝心なことを語らない語り手」という設定に必然性を与えている、ということにも感心する。ラストも、もっと違う形のエンディングもあり得たと思うが、「この終わり方にしてくれてありがとう」と作者に言いたくなる洒落たもの。胸が苦しくなる・後悔する思い出がある、というそのことこそがまさに「自分の人生を生きた」ということの証になる

    『日の名残り ノーベル賞記念版』(カズオ・イシグロ)の感想(15レビュー) - ブクログ
  • 『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)』(村上春樹)の感想(132レビュー) - ブクログ

    ちょっと合わなかったなーと思う作家や作品があったとき。 普通は「私にはわかんなかった〜アハハ」で済まし、その後は読まないだけで終わるのに、こと世界的な超人気作家で、ノーベル賞候補と言われて久しい村上春樹に関しては、「…なんかよくわかんなかったけど、きっと私の読解力や感受性が足りないせいだろう。違うの読んだらわかるかもしれない」と思ってしまう。 そして時折思い出したようにチャレンジし、そしてやっぱりよくわかんないと自分に落胆することを繰り返している(こっそり告白)。 村上作品では、高校生の時にノルウェイの森を読んだのが最初だったけど、なんかエロいわぁということしか覚えておらず、大学でちょっといい感じだったハルキストの男子とはノルウェイの森について話が合わなくてそれ以上進展しなかったっけ(←別に村上さんのせいではない。笑)。 そんな残念な私だけど、村上さんの紀行エッセイは「村上春樹ね!好きだよ

    『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)』(村上春樹)の感想(132レビュー) - ブクログ
  • 『フィリップ・マーロウの教える生き方』(レイモンドチャンドラー)の感想(10レビュー) - ブクログ

    レイモンド・チャンドラーが生みだしたクールな私立探偵、フィリップ・マーロウの名文句集。 読みながらにやにやしました。 「ロンググッドバイ」を村上さん訳で読んだときのわくわくが蘇ってきて、まだ読めていない訳書を読まなきゃとソワソワしています。 編者が、「高い窓」と「プレイバック」から引用していないということで、その二冊からは村上さんがピックアップしています。 ふとしたときに、ぱらりとページをめくって楽しみたい一冊です。

    『フィリップ・マーロウの教える生き方』(レイモンドチャンドラー)の感想(10レビュー) - ブクログ
  • 『オンブレ (新潮文庫)』(エルモア・レナード)の感想(38レビュー) - ブクログ

    『オンブレ』『三時十分発ユマ行き』の二篇で、いずれも西部小説。後者は映画『3時10分、決断のとき』の原作としても有名な短編である。「オンブレ」は「男(マン)」を意味するスペイン語であり、物語の中心となるマスタンガー(野生馬の密猟・密売に関わる者)として生きるジョン・ラッセルの通り名のひとつである。 とある町で、インディアン管理官であるフェイバーの強引な要求によって臨時の駅馬車が運行されることになった。フェイバー夫と馭者のメンデス以外に、駅馬車経営会社を辞めたばかりのカール、ならず者の男、インディアンにさらわれた後に救出され帰途につくミス・マクラーレン、そしてジョンを含むそれぞれ異なる境遇の七人が旅をともにする。インディアンに育てられた過去をもつラッセルやインディアンにさらわれたミス・マクラーレンにあからさまな嫌悪感を示すフェイバー夫や、ならず者の身勝手な行動もあって落ち着かない雰囲気の

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  • 『日本近現代文学における羊の表象: 漱石から春樹まで』(江口真規)の感想(1レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 羊が日に輸入された明治時代以降、 日近現代文学に描かれた羊の文化社会的意義とは何かーー 【漱石作品にみる羊】 『三四郎』で見る、羊の知識が得られる経緯や、 それに伴う表現の変遷とは? 【女性に例えられる羊】 開国以降、西欧人男性と関係を持った日人女性が 「羅紗緬」と呼ばれ羊に擬えられてきた経緯とは? 唐人お吉物語などの文学作品との比較から検証! 【安部公房にみる羊】 満洲の牧歌的風景への憧憬や郷愁と、 「詩人の生涯」における羊の表象との関係性を分析! 【村上春樹にみる羊】 60年代以降の観光牧場の展開に継承されている 羊を囲む心象風景とは? 文学研究と環境問題・社会問題を結び付ける、 アニマル・スタディーズ/エコクリティシズムの提示! Maki Eguchi. えぐち・まき 1987年、熊県生まれ。 筑波大学大学院人文社会科学研究科 文芸・言語専攻博士課程修了。

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  • 『村上春樹のフィクション (ひつじ研究叢書(文学編) 9)』(西田谷洋)の感想 - ブクログ

    一九六六年、石川県生まれ。金沢大学大学院社会環境科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。富山大学人間発達科学部教授。専門は日近代文学。著書に『語り寓意イデオロギー』(二〇〇〇年、翰林書房)、『認知物語論とは何か?』(二〇〇六年、ひつじ書房)、『政治小説の形成』(二〇一〇年、世織書房)、『新美南吉童話の読み方』(二〇一三年、双文社出版)、『文学理論』(二〇一四年、ひつじ書房)、『ファンタジーのイデオロギー││現代日アニメ研究』(二〇一四年、ひつじ書房)、『テクストの修辞学』(二〇一四年、翰林書房)など。 「2015年 『日サブカルチャーを読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『村上春樹のフィクション (ひつじ研究叢書(文学編) 9)』(西田谷洋)の感想 - ブクログ
  • 『風の歌を聴け [DVD]』(大森一樹)の感想(2レビュー) - ブクログ

    村上春樹のデビュー作の映画化(1981年)。監督は大森一樹。 公開当時、角川のいまはなき映画雑誌『バラエティ』で、何ページかを割いてこの映画が紹介されていたのを思い出す。原作は好きだった私だが、映画館に行ってまで観る気はしなかった。30年近くを経て初見。 ストーリーはほぼ原作どおりだが、ところどころヘンに凝った作りになっていて、原作とはかなりテイストが違う。原作は日文学らしからぬおしゃれな都市小説なのに、この映画版はいかにもATG映画という趣の、湿っぽさと青臭さ満々の青春映画なのだ。あくまで「村上春樹を素材とした大森一樹の映画」で、それ以上でも以下でもないという印象。 傑作とは言い難いが、たんなる駄作でもない。妙に「あとを引く」というか、心のどこかに引っかかりを残す映画である。 小林薫が主役なのは違和感があるが(当時から大人っぽい落ち着きがありすぎて、とても大学生に見えない)、「鼠」役の

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  • 『風の歌を聴け [Blu-ray]』(大森一樹)の感想 - ブクログ

    『風の歌を聴け [Blu-ray]』(大森一樹) のみんなのレビュー・感想ページです。この作品は、キングレコードから映画です。

    『風の歌を聴け [Blu-ray]』(大森一樹)の感想 - ブクログ