中高生時代に反抗期と無縁だったいい子は、成人してから「遅い反抗期」を迎えることがあるなんていうけれど、色恋沙汰にもそんなところがあると思う。 男女共学校に通っていたにもかかわらず「男子」が怖くて、ほとんど話しかけることができなかった私。なにが「恋バナ」じゃァ!そんなもんにうつつを抜かしておれんわァ!自分に対する自信の無さを強がりで隠し、お笑い芸人の単独ライブやら、ビジュアル系バンドの切り抜きスクラップブックづくりやら、テレホーダイタイムのチャットやらに明け暮れたものである。 見目麗しいカップル(俗に言う”一軍の同級生”)がおそろいのケータイストラップを提げていることが羨ましく、かといって太刀打ちできる自分でもないため、”フンだ、学生たるもの勉学に励むべし”なんて思いながら受験し、就職し、31歳にもなって、 …交際中の彼との「交際の証」的なものが欲しくなりました。 活動量計を買う 別れは突然