水戸市の池で死んでいたオオハクチョウ1羽から鳥インフルエンザウイルスが検出され、環境省は周辺の半径10キロの範囲を監視重点区域に指定して、野鳥に異常がないか調査することにしています。 これを受けて、環境省は、那珂市や笠間市などを含む周辺の半径10キロの範囲を野鳥の監視重点区域に指定し、ほかに死んだ野鳥がいないかなどを調査することにしています。 オオハクチョウは池のほぼ中央で浮いている状態で見つかったということで、池のため周囲の消毒は行わないということです。 茨城県は、県内およそ240の養鶏農家すべてに野鳥を防ぐネットの点検などを呼びかけるとともに、野鳥のふんに触れた場合は手洗いやうがいをすることや、死んだ野鳥を見つけた場合は県に連絡するよう呼びかけています。