この記事で書きたいことは、大筋下記のような内容です。 ・他の誰かの悩みを聞いた時、「自分はその状況でそれ程辛くないから」「相手も大丈夫」という論法を「慰め」として使う人がいる ・痛みは決して相対化出来るものではなく、誰かの痛みの度合はその人だけにしか分からない ・「あなたの痛みはそんなに深くない筈」という論法は、しばしば相手の傷口をより深くえぐる ・だから、「誰かの痛みを他の誰かの痛みで相対化する」論法は慎重に扱った方がいい ・ちなみにこれは、自分に対してでも当てはまりますよね ・「もっと辛い人もいるから」と自分に言い聞かせ始めたら休み時 よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、あとはざっくばらんに行きましょう。 *** 「他人の痛みを自分の痛みで相対化しようとする人」の言動を聞いて、「うーん」と思うことがあります。 昔の話なんですが、以前所属していた会社