「ロシア科学アカデミー付属反疑似科学委員会」は、ホメオパシー治療にいかなる科学的根拠もなく、無効であると判断した。「ロシア連邦保健省」に、ホメオパシーを医療システムから外し、ホメオパシー薬を薬効なしと表示するよう推奨している。 2月6日に公表された委員会の覚書にはこう記されている。「科学界では今日、ホメオパシーが疑似科学と見なされている。医療への応用はロシアの医療の基本的な目的に反しており、国家の反対に遭うべき」。ロシア科学アカデミーはホメオパシーに対する個別の研究を行っていない。覚書は多数存在する他の科学的なホメオパシー研究にもとづいている。この覚書は30人以上の科学者と医師によって署名された。 ホメオパシーは200年以上存在しているが、その効果を証明できていないという。「科学的根拠をホメオパシーに当てはめようとする試みは何度も行われてきたが、どれも成功しなかった」と覚書にある。保健省に