不当な「汚染」呼ばわりの典型例 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染で出た土壌を、所管の新宿御苑(東京都新宿区)、環境調査研修所(埼玉県所沢市)、国立環境研究所(茨城県つくば市)で再利用する実証事業計画が計画されている。 一方で、これら処理土壌に対する執拗な「汚染」呼ばわりと反対運動が起こっているが、その運動こそが深刻な被害をもたらしている。何故か? 前編【「福島の除染除去土壌は危ない!」と煽り立てる言説が、深刻な“風評加害”となる「5つの理由」】に続き、5つ目の理由を論じていく。 1)民主党政権下の決定に基づいた執行に過ぎない 2)すでに先行利用実績が多数あり、何ら問題も出ていない 3)被災地の声を踏み躙り、更なる被害を強いる 4)「汚染」呼ばわりこそが健康被害をもたらす凶器となり得る 5)「風評加害」のツケは、全て被災地と一般国民が支払わされる 5.「風評加害」のツケは、全て被災