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2023年7月12日のブックマーク (2件)

  • 福島第一原子力発電所のALPS処理水に含まれるトリチウムとは | EMIRA

    トリチウムは飲料水にも含まれている トリチウムは水素(H)の仲間で自然界にも存在する。 水素には同位体である軽水素(1H)、デューテリウム(重水素:2H)、トリチウム(三重水素:3H)の3種類が存在し、化学的性質はほぼ同じだが、トリチウムのみ放射線(ベータ線)を放出する。このトリチウムの特徴について、鳥養教授は次のように解説する。 「自然界の元素には陽子2個と中性子1個、陽子1個と中性子2個というように、質量数(核子の数)が同じ元素が複数存在します。陽子と中性子の質量の違いから質量数が同じでも重い原子は軽くなろうとして壊れていく特性があります。トリチウムもこの特性により壊れて少しだけ軽いヘリウム(3He)に変わり、この際に放射線を出します。原子が壊れて半分になるまでの時間を“半減期”と言いますが、トリチウムの場合は12.3年となっています。従って、東日大震災から12年経過し、当時福島第一

    福島第一原子力発電所のALPS処理水に含まれるトリチウムとは | EMIRA
    OSATO
    OSATO 2023/07/12
     「今後30年以上かけて海洋に放出することを考えると、90%以上のトリチウムはタンクの中でなくなってしまいます」←30年の放出期間を危惧する声にはこれが効果絶大。
  • 何をどのように取り除くのか? ALPS処理水の基礎知識 | EMIRA

    試行錯誤を経て誕生した多核種除去設備 福島第一原子力発電所(以下、1F)の廃炉作業では事故当初から1~3号機の冷却作業が継続的に行われている。これは原子炉建屋内にある燃料デブリが熱を発するため、冷却によって安全性を維持する必要があったからだ。 (第1週「海洋放出はなぜ必要なのか? 福島第一原子力発電所、廃炉へ向けた道程」参照) この際、冷却水が燃料デブリに触れることで放射性物質が含んだ水が発生するが、それをいかに除去・処分を行うかが大きなミッションとなる。 九州大学で核燃料工学、放射性廃棄物処理・処分の研究を行っている出光教授は、2013年から経済産業省による汚染水処理対策委員会に参加。さまざまな処理対策の方向性やビジョンの確立などに当たってきた。 「事故当初は炉心周辺の温度が高く、冷却するための水を大量に注入したため短期間でタンクが満杯になってしまいました。注入する量の削減、さらにタンク

    何をどのように取り除くのか? ALPS処理水の基礎知識 | EMIRA
    OSATO
    OSATO 2023/07/12
    海洋放出を採用した理由が簡潔に述べられてます。「古い情報やイメージ、うわさではなく、日々アップデートされる情報を正しく理解することを大切にしてほしい」←これ大事。