では、なんでレメディは効くのでしょう?どうやって鍵の役割をしてくれるのでしょう? ハーネマンは、キナの皮を飲んだとき、マラリア様の症状に襲われ、それが即座に回復したということをヒントにホメオパシーを体系づくって行きましたよね。ハーネマンは、最初、キナの皮、そのまま飲んでいたのです。その後も、しばらくはプルーヴィングを行う時、原材料に近い状態のものを服用していたそうです。すると、飲んだ直後に出る反応があまりにもきつい。プルーヴィングするのはかなりの体力を必要としたわけです。なので、薄めて飲むことをし始めたのです。するとプルーヴィングをする人が体験していた、きつい反応が緩やかになることが発見されます。これが「希釈法」のはじまり。 でも、薄めるだけだと、どんどん薄めたら何の薬効も示さなくなってしまいます。 そんな時、確か牛に引かせた大八車だか、馬に引かせた馬車だったかに積んで運んだレメディの中の