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ブックマーク / 60.43.152.48 (1)

  • 手塚治虫『ブッダ』の世界

    一般の方にとって仏教とは具体的にはどんな印象を持たれるでしょうか?寺院・修学旅行・奈良・京都・葬式・お墓参り、等々、日常生活や社会の諸行事における仏教の具体像はそんな単語から連想されますが、ではそのおしえや目指すところとなるとほとんどの方が知る機会を持つことがないと思います。これはわたしたち仏教者の責任でもありますが、特定の道義的・倫理的な精神基盤を持たない日社会の独自性により、表象としては家庭や地域そして社会に溶け込んでいるものの、その精神面はほとんど顧みられていないのが実情です。 そのような中で、仏教の開祖である歴史上の人物ゴータマ・ブッダの生涯とその思想を、一般向けに最も親しみやすい漫画という媒体を最大限に生かし、娯楽性と思想性を兼ね備えた希有な物語として完成させた作品が故手塚治虫の作品『ブッダ』です。 わたしと『ブッダ』との出会いは「管理人の部屋」の「才藝不幸」に書いたのでこ

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