『あしたのジョー』実写映画化の影響か、関連書籍(なのかな?)が発売されてます。 ●「文藝別冊 ちばてつや 漫画家生活55周年記念号」(2011年河出書房新社、1200円+税、amazon) ●梶原一騎『劇画一代 梶原一騎自伝』(2011年小学館クリエイティブ、1600円+税、amazon) 前者はご存じ文藝別冊のKAWADE夢ムック。これがそうとうに良いデキで(というかちばてつやファンなので単純にうれしい)、全作品リスト、作品解説、ロングインタビュー、などなど。ちばてつやが15歳のときに描いた習作がそうとうにすごい。洋館の吹き抜け二階から一階を見おろした構図なんか、さすが双葉より芳しですな。 この本見てますと、ちばてつやの少女マンガとか、いっぱい読み直したくなります。 後者は1979年に毎日新聞社から刊行されたものの復刊。今回は日暮修一の挿絵がなくなってますが、そのかわりに自筆原稿を写真撮