タグ

ブックマーク / fxmc.hatenadiary.org (3)

  • オタクの本当の危機 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    近年のライトノベルってかオタク文化全体の状況として、当にヤバいのはコンテンツの消費速度の加速だと思うのですよ。 ゴジラは50年保つコンテンツだったわけじゃないですか。ウルトラマンやライダーもこのままいけば50年くらいもちますよね。ガンダムは既に30年オタクの共通認識であり続けてる。 そういう神話世界の人たちを挙げなくても、第三世代オタクの一部はエヴァで10年以上遊んでいます。Kanonが今年で10年ですか。あかほりが関わったものでいえば、サクラ大戦が「10年戦えるコンテンツ」ですな。 ……いまの作品に、それだけの力があるのがいくつあるかな。あるいは、今の世代のオタク、第四世代の人たちが、一つの作品の記憶を10年も大事に抱えていられるかな。萌えキャラは量産されてますが、10年はちと厳しいにしても、5年付き合える娘さんはどんだけいます? 10年どころか、1年、半年で(つまりコミケごとに)、業

    オタクの本当の危機 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
    OTK
    OTK 2009/08/07
    [オタク][評論][ブログ]
  • 90年代的傾向とゼロ年代的傾向を比較する - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    前回書いた、90年代とゼロ年代の主人公像の話をもっと普遍化して―― 葉鍵系に代表される90年代美少女ゲームブームから派生した「90年代的な作品群」と、新格ブームを原点とすると思われる「ゼロ年代の作品群」の全般的な傾向を図表化して比較対象してみました。 ここでは仮に「90年代的」「ゼロ年代的」という表現を使っていますが、これはあくまでほかに言いようがないゆえの便宜上の表現であって、2008年〜09年においても、電撃の『とらドラ』、ジャンプの『To Loveる』など、「90年代的傾向」を持つ作品は十分な成功を収めています。 その一方で、たとえば『ラブひな』と『ネギま!』の差異を鑑みるに、「普通の主人公から特異な主人公へ」「情報量の抑制から情報量の過剰へ」「ご都合主義から厨設定へ」などといった傾向は確かに存在していると思います(人命軽視の流れまで受け入れなかったのは良識でしょう)。 こういう傾

    90年代的傾向とゼロ年代的傾向を比較する - とくめー雑記(ハーレム万歳)
  • 90年代とゼロ年代と10年代の主人公と思想 - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    90年代とゼロ年代の違いはなにか、と一言で言うならば、そこは「主人公」におくべきなのではないかととくめーは考えています。 「90年代の主人公」といった場合、なんか評論畑では碇シンジをイメージするらしいのだけど、むしろ私がイメージするもっとも典型的な「90年代的主人公」は、ハーレム系作品史の企画で取り上げてきた、柾木天地―柏木耕一―藤田浩之―相沢祐一といった、ちょっと鈍くて底抜けに善良な普通の少年(少女)。その言動の元になる思想を一言でいうならば『ヒューマニズム』といったところで、このスタイルをもっともよくあらわしたキャラクターはエヴァ・葉鍵から始まる90年代の一連のブームの系譜の最後の終着点である「福沢祐巳」となる(もう一つの終着点はキョン君)。こういう凡人語り部キャラというのは、読者が受け入れやすいように、平凡で善良なキャラクター設定が為され、結果的に特異な属性を持つヒーローキャラよりも

    90年代とゼロ年代と10年代の主人公と思想 - とくめー雑記(ハーレム万歳)
  • 1