富士通とセールスフォース・ドットコムは2009年5月18日、営業支援SaaSの販売での業務提携を発表した。本日付で富士通がセールスフォースが提供するSaaSの販売代理店となるほか、両社共同で新サービスの開発やマーケティングに取り組む。富士通の販売目標は3年間で累計5万ライセンス。 富士通が取り扱うのは、CRMアプリケーション「Salesforce CRM」と開発基盤「Force.com」。それぞれ既存の基幹システムとの連携を武器に顧客に売り込む。富士通は「セールスフォースのSaaSを利用したいという顧客からのニーズは高かった。今回の提携はそれに応えるもの」(広報)とする。 提携に伴い、富士通は09年度内にセールスフォースの認定コンサルタントを20人、営業担当者を100人増やす。加えて、2社共同のマーケティング活動を実施する。今月から共同で定期的なセミナーを開催するほか、顧客向けのコンサルテ
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