“A suggested periodic table up to Z ≦ 172, based on Dirac-Fock calculations on atoms and ions” Pyykko, P. Phys. Chem. Chem. Phys. 2011, 13, 161. DOI: 10.1039/c0cp01575j 1869年にドミトリ・イワノヴィッチ・メンデレーエフによって作成された元素周期表は、皆さんにとってなじみ深いものでしょう。 性質の類似性にしたがって元素を並べた直観的な表は、当時未発見だった数々の元素(ガリウムやテクネチウムなど)の発見を促すなど、化学の世界をほうぼうで豊かにしてきました。 現在普及している周期表は、上図のように118番まで欄が設けられています。 2010年10月現在、存在が公式に認められているのは112番元素のコペルニシウム(Cn)まで。1