さて、今回そんな新作を含む「ゼルダ」シリーズを聞くのは、『時のオカリナ』以降のシリーズに大きく関わり、その“生みの親”とも言える宮本茂氏から引き継ぐ形で、近作のプロデューサーを務めてきた青沼英二氏だ。一方、その対談相手を務めるのは、やはり「ドラクエ」シリーズを堀井雄二氏から引き継ぐ形で担い、『VIII』以降の作品でディレクターを務め、現在はスマホゲーム『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』を手がけるスクウェア・エニックスの藤澤仁氏。氏は一人のクリエイターとして、かねてより青沼氏に会って尋ねてみたかったことがあるという。 宮本茂と堀井雄二、ゼルダとドラクエ。ゲーム史の偉大な「天才」から人気シリーズを継承した二人が、互いに交わし合った言葉とは――。雪の降りしきる京都で新作の興奮冷めやらぬ中、対談はシリーズを受け継ぐものの苦悩に始まり、任天堂の物作りの「神髄」が垣間見
Prospect GamesはNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向け3Dアクション『Unbox: Newbie’s Adventure』を発表した。先日開催された、Nintendo Switch向けのインディーゲームを紹介するインターネットプログラム「Nindies Showcase」でもタイトルとロゴがアナウンスされていたが、今回は初公開となるトレイラーとともに正式に発表された。Prospect Gamesは、昨年9月SteamなどでPC版『Unbox』をリリースしており、同作にはPC版に追加要素が含まれていることが予想される。 『Unbox』は、開発者が『塊魂』や『スーパーマリオ64』から影響を受けたと公言する3Dアクションゲームだ。プレイヤーは「箱」となり、広大なフィールドを探索していく。PC版をプレイした感想としては、広大であるだけでなく立体的にマップが設計され
アメリカ・サンフランシスコで開催中のGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)に合わせて行われたスパイク・チュンソフトのプレスカンファレンスで、本作のディレクターを務める松本朋幸氏に話を聞いた。 ファンが望むファイプロを目指す ――ついに発表ということになりましたが、まずはいかがですか。 松本朋幸氏 (以下、松本) 待ってましたよこの1年。言いたくてしょうがなかったですからね。やっとこれで皆さんにご報告できましたが、まだこれからですね。皆さんの声を聞いて、ファンが待ち望む“ファイプロ”にしていけたらいいなと思っています。 ――今回、あえて2Dグラフィックを維持したというのは勇気ある決断だと思います。シリーズの復帰作となると、どうしても3Dにしたりしがちじゃないですか。 松本 なんというか、ファイプロは2Dじゃなきゃ駄目なんですよ(断言)。2Dじゃないと“ファイプロ感”が出ないんです。
壊れやすいからこそ、“共感”を得る 2017年2月27日~3月3日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコ モスコーニセンターにて、ゲームクリエイターの技術交流を目的とした世界最大規模のセッション、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017が開催。開催4日目の3月2日に行われたのが、“'Unravel': Using Empathy as a Game Mechanic”だ。こちら、2016年にエレクトロニック・アーツから発売され、赤い毛糸の主人公・ヤーニーが注目を集めたアクションゲーム『Unravel(アンラベル)』をモチーフにしたセッションで、開発元であるColdwood Interactiveのクリエイティブ・ディレクター、マーティン・サーリンズ氏が登壇した。講演名にある“empathy”とは、共感の意味で、ゲームメカニズムと共感の関係を語るという、サーリンズ氏の人柄が
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はいかにして至極のタイトルになり得たか “掛け算”の方法論など開発陣がノウハウを語る【GDC 2017】 わくわくするような体験をもたらす『ゼルダの伝説』を提供するために…… 2017年2月27日~3月3日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコ モスコーニセンターにて、ゲームクリエイターの技術交流を目的とした世界最大規模のセッション、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017が開催。GDC EXPOなども開幕し、いよいよ本番といった感じの会期3日目の3月1日に、GDC 2017注目セッションのひとつ、“Change and Constant: Breaking Conventions with 'The Legend of Zelda: Breath of the Wild'”が行われた。こちらは言うまでもなく、3月3日に発売を間
ロックアップの準備はできてるか? 試合開始のゴングが待ち遠しい! アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで開催中の、ゲーム開発者向けの国際カンファレンスGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)。その開催4日目となる現地3月2日、スパイク・チュンソフトがプレスカンファレンスを開催した。 そしてその中で、プロレスゲーム『ファイアープロレスリング』シリーズ最新作として『FIRE PRO WRESTLING WORLD』が発表された。プラットフォームはPS4/PCで、アーリーアクセスを2017年第2四半期に開始予定とのこと(※3月3日午後1時追記:当初2017年第2四半期に発売予定と記載しておりましたが、これはアーリーアクセス開始予定の時期とのことです)。 先週、リングの上で2人のレスラーがロックアップ(お互い両手で組み合う動き)をする実写映像を突如公開し、現実のそれとは異なる独特な溜
デベロッパーによる投票で、今年最も優れたゲームを選出する17th Annual Game Developers Choice Awardsにて、Blizzard EntertainmentのFPS『Overwatch(オーバーウォッチ)』が今年最も素晴らしかったゲーム「ゲームオブザイヤー」を受賞しました。『オーバーウォッチ』はBEST DESIGNにも輝いてます。 BEST TECHNOLOGYには『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』が選出。『DOOM』は惜しくも受賞には至らなかったものの、BEST TECHNOLOGY、BEST DESIGN、BEST AUDIOの3つにノミネート。我らが『BF1』も2つの賞にノミネートされています。 各部門でのノミネートタイトルと受賞タイトル BEST AUDIO(オーディオ大賞) Battlefield 1 (EA DICE / Electron
本日は3月3日、この3月3日といえば… 雛祭り、…ええ、確かにそうでしょう。 耳の日、…あぁ、そういうのもありましたね。 両津勘吉の誕生日、…え、そうなの? 2017年の3月3日は そう「Nintendo Switch」の発売日です! そこで本日のブログでは、このローンチと同日、 KONAMI様から発売したソフト 「スーパーボンバーマン R」 のご紹介に充てさせていただきたいと思います。 本日のブログ担当、ミッツでございます 実はこの「スーパーボンバーマン R」は 弊社が開発を担当させていただいておりまして 私も開発者として、またボンバーマンの1人のファンとして 本作をじかに手に取るこの日が来たことに感無量です 同作品の詳しい内容については、KONAMI様の 「スーパーボンバーマン R」公式サイト をぜひともご覧いただくものとして、 このブログでは、開発上のこだわりをお伝えさせていただきま
スーパーファミコン世代で、16ビット風のドット絵を目にすると、心がときめいてしまう事はないだろうか。今回紹介するのは、そんなときめくドット絵で彩られたアクションシューティングゲーム『Bot Vice』である。スペインのインディーデベロッパー・DYA Gamesが制作した作品で、2016年7月11日にゲーム配信プラットフォーム「Steam」でリリースされた。 ボットシティの女性警察官エリン・セイバーは半年前、相棒と共にサイコパスのサイボーグ傭兵四人を筆頭に構成された犯罪集団「ワイルドボット」を追っていた。しかし、彼らの返り討ちに遭い、相棒は死亡。エリンも右腕を失う重症を負い、任務は失敗に終わった。後にエリンは近接・遠距離に両対応した特殊武装「バイオニックアーム」を装着する手術を受け、右腕を取り戻す。 同じ頃、ワイルドボット達は街のシンボルであるビル「トミナカ・プラザ」を消滅させようと目論む男
【速報】サイゲームスが梅原大吾らを有するeSportsチームの立ち上げを発表!【GDC 2017】※追記あり チーム名は“BEAST(ビースト)”2017年2月27日〜3月3日(現地時間)の期間、アメリカ・サンフランシスコ モスコーニセンターにて開催中のゲームクリエイターの技術交流を目的とした世界最大規模のセッション”GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017″。 サイゲームスの木村唯人プロデューサーが登壇した”Competition Culture and Festival Culture for Promoting eSports in Asia (Presented by Cygames)”のセッションにて、同社がeSportsチーム”BEAST(ビースト)”を設立することが電撃発表された。 サイゲームスのコメント※ 以下、リリースより抜粋。 これまで、サイゲームスは日
『オーバーウォッチ』は“Best Design”と合わせて2冠 2017年2月27日~3月3日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコ モスコーニセンターにて、ゲームクリエイターの技術交流を目的とした世界最大規模のセッション、GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017が開催。 会期3日目となる3月1日には、毎年恒例となった“17th Annual Game Developers Choice Awards”(通称“GDCアワード”)が行われた。“開発者が選ぶ”という選考方法などにより、ひときわ注目度も高いGDCアワードだが、今回その年を代表する“Game of the Year(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)に輝いたのは『オーバーウォッチ』! “Best Design”と合わせて2冠を達成した。『オーバーウォッチ』は、2016年12月に行われた“The Game Awards 2
ホーム レビュー・インプレ ホログラムとして再現された四人の技術者と協力し、テラフォーミングに失敗した惑星からの脱出を計るADV『Alone With You』紹介 この惑星への入植計画は16年前に開始されたが、ある事故によってテラフォーミング工程は失敗し、人類のすべての努力は水泡に帰した。あなたは入植基地に残されたたったひとりの生き残りとして、すべての通信が途絶した惑星からの脱出のために奔走することとなる。あなたを手助けしてくれるのは、基地に残されたメインフレームのAI。そして、かつてこの入植基地で働いていた四名の技術者のホログラムだ。 彼らの導きに従い、入植基地の各セクションに残された廃墟を探索し、そこに残された手がかりをAIのもとに持ち帰ろう。それらは脱出用ロケットの部品として、あるいは技術者たちのホログラムの実在性を上げるためのデータとして活用される。再現されたホログラムたちは、自
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