スマートフォンが自動的に110番に架電するウイルスを作成、拡散させるなどしたとして、兵庫県警などは10日、不正指令電磁的記録作成などの疑いで岐阜県や兵庫県などの少年少女6人を書類送検した。ウイルスを作成した少年は「びっくりすると思ってやった」と容疑を認めている。 その“才能”を正しい道で… このウイルスが原因とみられる110番は、少なくとも沖縄県警で約1500件、兵庫県警では約350件あり、埼玉、愛知県警でも確認されている。 捜査関係者によると、ウイルスは、岐阜県内の少年が5月、レンタルサーバー上に作成し、無料通話アプリ「LINE」でウイルスにアクセスするアドレスを送ったとされる。このアドレスをスマホで選ぶと自動的に110番してしまうという。 ほかの少年少女5人はウイルスと知りながらさらに拡散させた疑いが持たれている。
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