エモーショナルで個性的なギター・スタイル 1978年リリースの" David Gilmour "のソロ・アルバム " デヴィッド・ギルモア "といういたって単純明快なタイトルが付けられたこのアルバムは、1978年に リリースされたもので、ピンク・フロイドの活動の歴史によれば" アニマルズ "と" ザ・ウォール "の合間 に誕生していることがわかる バンドのサウンドの性質上、またはバンドそのものの立場上、発表するものすべてが問題作として 取り上げられ論議の対象とならざるを得ない彼らの、いわゆる三部作" 狂気 " " 炎 " " アニマルズ "の 終結後ということになるわけだ ソロ・アルバムを発表したくなる気持ちが痛いほどよくわかる リラックスした気持ちで音楽に、創作に臨みたかったのだろう これは言い過ぎかもしれないが、ひょっとすると自分のものよりも強力に頑固な意志が少なからず入った ものを取