アフガニスタンのパクティカ(Paktika )州でパトロールする米陸軍部隊(2008年11月28日撮影)。(c)AFP/DAVID FURST 【3月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は27日、アフガニスタン政策の包括的な新戦略を発表した。オバマ大統領は、アフガニスタン戦争は「急速に危険度が増している」との認識を示すとともに、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)は核保有国のパキスタンをむしばむ「がん」だと語った。 オバマ大統領は、アルカイダが米国への新たな攻撃を計画しているとし、パキスタンをその拠点としていると指摘した上で、アルカイダを「阻止、解体、打倒する」と強調した。 また、アフガニスタンに米兵4000人を増派することや、パキスタンへの支援を今後5年間で75億ドル(約7300億円)まで拡大することを発表するとともに、イスラム原理主義組織タリバン(T