米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で、CNNテレビとのインタビューでイランの核問題について語る米総合参謀本部議長のマイケル・マレン(Michael Mullen)大将(2009年3月1日撮影)。(c)AFP/FOX NEWS SUNDAY 【3月2日 AFP】米総合参謀本部議長のマイケル・マレン(Michael Mullen)大将は1日、米CNNテレビのインタビューで、イランが核兵器製造に十分な核物質を保有しているとの認識を米政府関係者として初めて公に示した。 マレン大将は、イランに核兵器製造能力があるかと問われ「かなり率直に言って、われわれはそう考えている」と述べ、「イランが核兵器を持つことになれば、中東地域および世界に非常に悪い結果をもたらすだろう」と懸念を示した。 欧米は過去、核兵器製造に必要な量の濃縮ウランをイランが近く入手する可能性にくり返し懸念を表明してきた