出生率低下を食い止めようと、イタリア政府が9月22日に行う予定のキャンペーン「子作りの日」に向けた事前広告などがネット上などで非難を浴び、ベアトリーチェ・ロレンツィン保健相は9月2日、キャンペーン変更を命じたことを発表した。ガーディアンなどが報じた。 キャンペーンはイタリア保健省が実施しているもの。9月22日を「子作りの日(Fertility Day)」と設定し、不妊治療や高齢出産、家族計画についての啓発イベントなどが予定されている。イタリアの合計特殊出生率は1.39と日本(1.43)よりもさらに低く(ともに2013年で比較)深刻な社会問題になっているためだ。