ブックマーク / courrier.jp (2)

  • #116 経済的に苦しいと思うなら、お金に無関心でいることです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門

    【今回のお悩み】 「経済的に苦しい状態から脱出できず、辛いです」 止まらないインフレ、それに伴う値上げ、それなのに変わらない給料──お金に余裕を持って暮らしたい、たまにはちょっとした贅沢をしたい、将来のために貯金したい、それなのに稼いださきから出ていくという現実。 経済的なゆとりがないと、精神的にもぎすぎすしてしまうこともあるでしょう。そんな状況を、どうしたら改善できるのでしょうか。哲学者の岸見一郎先生に聞いてみました。 経済的に苦しい状況はできないことが多くあります。いいこともあるとしても、そのできないことに目をつぶることはできません。 一生懸命働いているのに、経済的に報われないということがあれば、それは政治の問題です。自己責任であるとか、どんな状況でも耐えるべきだと説くような考え方は、為政者の失策から目を逸らせることになり、為政者にとっては都合のいいことです。 私はかつて心筋梗塞で入院

    #116 経済的に苦しいと思うなら、お金に無関心でいることです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
  • 音楽が止まり、文化が殺されている─アフガニスタンの芸術家たちの苦悩 | 恐怖政治が音楽を嫌う本当の理由

    音楽家や芸術家は、怯えながら日々を過ごしている。アフガニスタンの「文化の交差点」としてのアイデンティティは、厳しい抑圧政策に耐え、生き残ることができるだろうか? タリバンの政権奪取後、命さえ危うくなった音楽家たちの苦しみを、英紙「ガーディアン」が取材した。 命を狙われる音楽家たち 2021年8月上旬、タリバンがカブールに迫った頃、アフガニスタンのソーシャルメディア上には奇妙な広告が溢れかえっていた。音楽家たちが、自分の商売道具である楽器や機材を売りに出していたのだ。 その多くは、来の価値の幾分にも満たない額で投げ売られていた。音楽をこよなく愛するアフガニスタンにありながら、買い手はほとんどつかなかった。 「過去の経験から、タリバンが我々音楽家や楽器にどういう仕打ちをするかもわかっていました。やつらは芸術や音楽を嫌悪しているのです」 こう語ってくれたのは、アフガニスタン北部出身の49歳の歌

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