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2年ほど前から行方が分からない、茨城県の会社社長とみられる遺体が、前橋市内で見つかった事件で、社長の口座や貸金庫からおよそ1億7000万円が無くなっていることが、警視庁への取材で分かりました。警視庁は、別の事件で逮捕され、社長の遺体を埋めたと供述した、知り合いの男らの一部が、「口座から金を引き出した」と話していることから、詳しいいきさつを調べています。 警視庁は、遺体は小澤さんとみて確認を進めるとともに、死体遺棄の疑いで捜査しています。 警視庁によりますと、小澤さんは、茨城県や青森県などに設立した会社およそ20社で社長や役員を務めていますが、本人名義の口座や契約していた貸金庫からおよそ1億7000万円が無くなっていることが、警視庁への取材で分かりました。 また、遺体を埋めたと供述している知り合いの男らのうち、一部が「口座から現金を引き出した」と話しているということで、警視庁が詳しいいきさつ
図書館の利用者情報はどこまで守られるべきか-。図書館での盗難が急増する明治大が、入館者記録などを警察に提供したことが波紋を広げている。図書館は、戦前に国民の思想統制に加担した反省やプライバシー意識の高まりから、日本図書館協会も「捜査令状がない場合は提供しないことが望ましい」との見解を示す。窃盗被害の防止と利用者情報の保護の板挟みで、大学は苦慮している。 (皆川剛) 「注意喚起で被害を減らせるかと考えたが、増え続け、もはや異例の事態だ」。明治大図書館総務事務室の菊池亮一事務長は険しい表情で語る。和泉キャンパス(東京都杉並区)の図書館では、一昨年度まで年数件だった被害が、昨年度二十七件、本年度は半年で既に四十一件相次いでいる。 大学などによると、離席中や寝ている時にかばんから財布が抜かれたり、かばんごと持ち去られたりするケースが大半。現金やカードが抜かれた財布やかばんはその後、キャンパス内のご
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