東京都知事選挙に立候補を表明している日弁連=日本弁護士連合会の元会長の宇都宮健児氏は、12日に立候補を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏と会談したあと、報道各社の取材に応じ、支援者らと協議したうえで立候補を取りやめることも含めて、検討する考えを明らかにしました。 一方、鳥越氏は12日午後、都内のホテルで立候補を表明し、民進党、共産党、社民党、生活の党は野党4党の統一候補として鳥越氏を支援することで一致しました。 宇都宮氏は立候補の会見を終えた鳥越氏の元を訪ね、およそ15分間会談し、終了後、報道各社の取材に応じました。この中で宇都宮氏は「鳥越氏の決断に敬意を表したい」と述べたうえで、みずからの立候補について、「私と一緒に選挙を準備した仲間がいるのでそこで決断したい」と述べて、支援者らと協議したうえで、立候補を取りやめることも含めて検討する考えを明らかにしました。