SNSでの誹謗中傷を減らすことを目指した一般社団法人「この指とめよう」(東京都)が解散していたことがわかった。4月5日付けの官報に2月28日をもって解散したと掲載されている。 団体は2021年5月に設立されたが、代表理事の小竹海広さんのSNS投稿が問題視され、実質的に活動停止した。 小竹さんは騒動を受けて「自分の未熟さを後悔し、反省しております」などと謝罪していた。
中国の高速鉄道車内で、他人の座席についた女性がそこを離れようとせず、乗客員や警察の再三の注意に反発した結果、強制連行されるという騒動が起きた。 中国メディア「中国网新闻」によると、女性は列車が間もなく目的地に到着するため、窓際の席から通路側の席へ勝手に移動したという。通路側の乗客が席に戻ったところ、女性が座っていたため、車内スタッフに対応をお願いした。スタッフは、「元のお客様に席をお譲りください」と丁寧に女性に伝えたが、「その人が私の席に座ればいいだけじゃない、何の違いがあるっていうの?」とあろうことか反論し始めたのだ。 その後、鉄道警察が現場にかけつけ、「最初の警告を発します。この席を離れてください」と注意するも、黙り続ける女性。スタッフも、「冗談はやめて、席を離れましょう。お子さんがいるんでしょう」と諭すも、女性はうんともすんとも言わない。 その後もやりとりは続き、「三度目の警告を発し
記者団の取材に応える玉城デニー知事(手前)=4日、県庁 米軍那覇港湾施設(那覇軍港)で訓練中の米兵が基地の外にいた琉球新報記者に銃口を向けた件について、沖縄県の玉城デニー知事は4日、那覇市の県庁で記者団の取材に「けしからん。絶対にあってはいけない」と不快感を示した。 >>「米兵は銃を構えて数秒間静止していた」記者が撮影時の様子を語る 在沖米陸軍は4月1日、事実関係について「武器は記者を指していない。全ての武器は弾薬が入っていない状態だった」と沖縄防衛局を通じて本紙の取材に回答している。 玉城知事は4日、記者団の取材に「たとえ訓練で弾が入っていないということであっても、ポーズでもそれ(銃口)を向けることは、県民に対して敵視しているということになる」と指摘した。 本紙記者は3月31日、那覇軍港のフェンス沿いに置いた脚立から、軍港内の倉庫前で米軍が実施していた訓練を撮影した。その際に、倉庫から出
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兵庫県明石市の泉房穂市長が、同市内に工場を持つ川崎重工業の課税データを無許可でツイッターに投稿し、10日ほど後に削除していたことが分かった。明石市議会で4日、市議が守秘義務違反ではないかと追及し、泉市長は「以後気をつけたい」とする一方、「法律違反はない」と述べた。 投稿されたのは2014~21年に同市が同社に課税した法人市民税について、年度別の課税額が載った書面の画像。2月12日、泉市長が議決の取り消しを求めている「工場の緑地面積率引き下げ条例」に関するツイートに添付されていた。 書面は、法人市民税のうち黒字の法人だけが払う法人税割の「0」が続いた部分に色付けし、泉市長は「ゼロってなんだかなぁ」などとコメントしていた。 地方税法は、税の徴収に関する事務従事者に対し、知り得た秘密を漏らすことを禁じている。2年以下の懲役または100万円以下の罰金を定める。 市議の一般質問に、泉市長は同社の許可
兵庫県明石市の和田満副市長(67)と宮脇俊夫副市長(61)が、いずれも任期途中で退任することが、28日明らかになった。和田氏は2012年7月から、宮脇氏は2019年5月から副市長を務めていた。 泉房穂市長が28日午後から会見し明らかにした。 退任は3月31日付。後任人事は決まっていない。
兵庫県明石市の和田満(67)、宮脇俊夫(61)の両副市長が任期途中で退任する。31日付で後任は決まっていない。市政運営の中心メンバーが一度に退く異例の事態に泉房穂市長は、SDGs推進計画(長期総合計画)の策定を機に「区切りをつけたい」との申し出が2人からあったと説明。両副市長も表向きは「区切り」を理由に挙げる。ただ、幹部職員や議員の多くは市長への不信、不満を募らせて「三くだり半」を突き付けたと受け止めている。 歩道整備のため土地購入を企業と協議した際は、副市長らが交渉をまとめた後で泉市長が方針転換した。企業との信頼関係を損なった形になり、幹部職員は「何でも自分で決めないと気が済まない人。細かなことにまで口を出すので幹部職員に権限がないに等しい。調整役が調整できない」と指摘する。泉市長は「ワンマンで、ちゃぶ台返しをする」との声もあがる。
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