立憲民主党の岡田克也幹事長は12日の記者会見で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に絡み、X(旧ツイッター)で「汚染魚」と発信した次期衆院選の立候補予定者の擁立を共産党が取り消したことについて、「他党のことで何かコメントをすることはない」と述べるにとどめた。 立民の一部議員が党の公式見解である「処理水」と異なる「汚染水」との表現を用いていることなどに関しては、「党で決まったことはしっかり守ってもらう必要がある」としつつ、「だからといって個々の議員が(意見を)言えなくなるようなことにはしたくないというのが私の信念だ」と語った。「党で重要な役割がある人間は(汚染水との表現を)控えるべきだ」との見解も示した。
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