ブックマーク / blog.tinect.jp (74)

  • これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。

    様々な会社に訪問していると、それなりの頻度で「言語化が苦手な人」に遭遇する。 例えばこんな具合だ。 「プロジェクトの基要件を一つにまとめてマネジメントしたいんだけど。 例えば、一部のプロジェクトで必要なリソースを最初に一つの大きな枠組みで決めて、それを全部に使う、そんな感じ。」 「言葉にできてるじゃない」と思う方もいるかも知れない。 だが、当に言語化の苦手な人とは、「言葉にはできているのに、その内容が、他の人にとって難解過ぎる人」なのだ。 「言葉が出てこない」 「説明しにくい」 「なんと言えばいいのか迷う」 というのは、実は「言語の苦手な人」よりもかなりマシである。 なぜならば、「言語化できていない」という認識を自分自身で持てるからだ。 それに対して、真に言語化の苦手な人は、自分自身で「言語化が苦手」と気づいていない可能性が高い。 前職にもこんな人がいたが、 「あの人、あたまが良すぎて

    これをやると「言語化が苦手な人」と、意思の疎通がしやすいかもしれない。
    Outfielder
    Outfielder 2024/05/27
    「ケースとして多いのが、 1.独自言語 2.不明瞭な指示語 3.具体性の欠如 の3つ」大学入試現代文の最頻出項目と言われるやつ丸々そのまんまなので、多分その辺からインスパイアされた話と思われる
  • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

    功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれはを読んでみることにした。 功利主義 (岩波文庫) たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになる

    「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
    Outfielder
    Outfielder 2024/04/12
    ベンタムと表記するのは児玉先生くらいで、大福主義とか言うのは一ノ瀬先生くらい
  • 「学習能力が高い人」が最強である理由。

    まだ駆け出しのコンサルタントだったころ。 私は様々な企業の「人材育成の仕組み」を作る手伝いをしていたことがある。 その際に必ず議論になるのが、「出世するには、どのような能力が必要なのか」だった。 この議論は複雑で、 「論理的思考力」 「コミュニケーション能力」 「目標達成能力」 「資格」 「人材の育成力」 など、様々な側面から検討がなされた。 しかし、個人的に最も説得力があったのは、ある会社の経営者の考え方だった。 * 「安達さん、他社さんでは、必要な能力に何を設定してるの?」 と、社長は、人材評価シートのサンプルを見ながら、私に問いかけた。 「御社と同じ規模・業態だと、やはりコミュニケーション能力と論理的思考力をあげる会社が多いですかね。」 と私は無難な回答をしたつもりだった。 しかし百戦錬磨の経営者を簡単にごまかすことはできない。 すぐに突っ込まれてしまった。 「それって質的に重要な

    「学習能力が高い人」が最強である理由。
    Outfielder
    Outfielder 2024/04/01
    ひょっとして、学習能力の高さを推し量るのに最も近しい指標って、出身大学名の偏差値なのでは・・・
  • 「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。

    企業は従業員に対して、労働力の対価として、報酬を払っています。 しかし中には報酬を受け取りながら 「依頼された仕事を、一向にやらない人」 も事実として、存在しています。 「クビにすればいい」という方もいるでしょうが、企業は彼らを雇った責任がありますし、人を活かすという社会的な役割もあります。 企業は決して、人を解雇するのが好きな訳ではありません。 しかも、日では法律的にも倫理的にも「解雇してしまう」というのは当に最後の手段ですから、あの手この手で、彼らを戦力化しようとするのが常です。 そういうとき、企業はまず注意をしたり、叱ったり、責任感に訴えたりします。 実際、「言うだけ」でなんとかなるケースもあります。 しかし、そうではないケースのほうがむしろ多数です。 その場合、企業は「仕組み」からアプローチして、なんとかしようとします。 教育。 配置転換。 他の社員によるアシスト。 ですが、た

    「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。
    Outfielder
    Outfielder 2024/03/14
    「MP」という比喩表現を使うと、有限である・消費する・休むと回復する等のニュアンスがよく伝わる(伝わってない人もたくさんいる)。全く同様の趣旨でも、従来のように「根性」と呼んでしまうとこうはなってない
  • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

    安楽死が合法の国で起こっていること』というをご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた

    安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
    Outfielder
    Outfielder 2024/03/11
    「日本は姥捨て山になる」つったら普通は、諸外国から日本に自分の家族を安楽死させるために大挙やってくる、みたいなニュアンスを読み取ると思うけど、そんなんどっか書いてる?
  • マルチ商法の代理店になる、バカな人の話。

    マルチ商法に引っかかるバカの気は知れないが、マルチの代理店になるバカの気はもっと知れない。 マルチに引っかかって質の悪い商品やサービスを購入し、悪人の養分になるだけのバカはまだ可愛げがある。少なくとも周囲にとって無害だからだ。 しかし、販売代理店になってしまうようなバカは、存在が害悪である。 もしも人に「他人をはめ込んで、自分だけ儲けよう」という邪悪な意思がないのであれば、害悪は言い過ぎかもしれない。だとしても、周囲にとって迷惑な人であることに違いはないだろう。 「自分の身近に居たら困る」と考える人が多いからこそ、マルチに手を出す人間は周りから距離を置かれ、友人知人を失うのだ。 スターモバイルというマルチがある。 私がその存在を知ったのは、ほんの数ヶ月前のことだ。 実家の近所に住んでいる松さんは、繁華街に小さな土地と建物を持っている、70代後半のお婆さんだ。夫に先立たれて一人暮らしだが

    マルチ商法の代理店になる、バカな人の話。
    Outfielder
    Outfielder 2023/12/08
    「自然派で無添加にこだわった食べ物や雑貨を販売しているくらいだから、イメージ的に真面目にコツコツ生きていくタイプの人だとばかり思っていた」
  • すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。

    ちょっと前に、Twitterで「すぐ否定から入る人」の話が盛り上がっていた。 ある教授の話 学生 「面接がうまくいきません。どうしたらいいですか?」 教授 「君にやって欲しいことがある。君は人から『晴れてるね』と言われたら『雨の日もあります!』とすぐ返すでしょ。その前に『そうですね』と言ってくれないか。」 学生 「…それは無理です!」 — やるやん (@IPA_law) November 4, 2023 彼らはいったい何を考えているのだろうか。 実は、「正しいことを言いたい」と思っているのではない。 一言で言うと、 「取られてもいないマウントを、勝手に想像して反発しているだけ」と言える。 話の中身はどうでもいいのだ。 * 例えば、昔こんなことがあった。 新規営業の獲得数が累計10社になった新人を、チームのリーダーが祝福した。 「このスピードで10社は素晴らしい」と。 すると、同じチームの先

    すぐに否定から入る人は、いったい何を考えているのか。
    Outfielder
    Outfielder 2023/11/24
    一般論として「マウントを取りたい人」は「そのために偉くなりたい」志向も強く、往々にしてそういう人が実際に偉くなり、上に立って能力のある下を無意識に否定し無能なイエスマンしか残らなくなるの普遍の法則
  • 精神疾患で人生崩壊。京大卒40代のいま。

    「パパゲーノ」という言葉をご存じだろうか。 ひとつの人生観を表す言葉である。 人間、いつどこで不幸の渦に巻き込まれるかなんてわかったもんじゃないし、人生の「前提」なんて、あっという間に壊れた。 エリートだった。しかしある時崖から落ちるように崩れた。一度は持ち直したのに、再び不幸のどん底に叩き込まれた。 正直、生きていることに未練はない。それでもわたしは、日々息をしている。 限りなく普通っぽいわたし 「清水さんって、全く『そういうふう』には見えないですよね」。 よく、そう言われる。 「そういうふう」=「精神障害者」のことである。 まあ、障害と20年も付き合っているうちにこなれてきたというのもあるだろう。完治の見込みはない。「寛解」という落ち着いた状態のなかにいるだけのことだ。 「障害があっても希望を持って生きている人がいる」的な話をマスコミなんかで目にする。 そういう意味では、音楽という趣味

    精神疾患で人生崩壊。京大卒40代のいま。
    Outfielder
    Outfielder 2023/09/12
    「TBSに入社した」TBSが全て悪いのでは・・・
  • 頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。

    先日、次女がやっている国語のドリルの答え合わせをした時のこと。 来であれば、文中にある表現を用いて 「郵便局のドアをあけた」 と解答しなければならないところ、次女は 「郵便局に行った」 と書いていた。不正解である。 そこで、これは間違いだと指摘したところ、「なんで?」と返された。 そこで、想像してみて「おうちのドアを開けた」と「おうちに行った」とは、そもそも意味自体が違うでしょう、と説明する。 ところが娘は「おんなじようなものじゃない?」と首をひねる。 なるほど、娘の認識の中では、「ドアを開けること」と、その場所に「行くこと」は同一視されていたということだ。 そこで、娘には「わずかでも言葉が違う、ということはそもそも、意味が違うということ、文中に使われている表現を、そのまま使わないと意味が変わってしまうので、不正解になる」といい含めた。 * 上の話を「いちいち細かいなあ」と思う方もいるか

    頭を使って働く人に、読書が絶対に必要な理由。
    Outfielder
    Outfielder 2023/06/22
    この文脈で「対象に本来備わっている特性の集まりが,要求事項を満たす程度」の「程度」に言及がないとすごく不安
  • いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?

    代議制民主主義のバグ なんかどうだ、日政治? ここんところどうかね? どうもなんかよくないよな。よくないところがあるんじゃないのか。 よいという人もいるだろうが、それはたとえば自分の支持する政党が政権与党にあるとかそういうことで、もうちょっと仕組みというか、構造というか、そういうところに問題あるような気はしないか。 おれはするのであって、とくによくないんじゃないかと思うのが「世襲」の問題だ。世襲政治家ばかりになっている。 ちょっとまえにこちらの記事を読んだ。 日には「世襲政治家」が多すぎる、ビジネス界からの転身が少ない根理由、これだ。 正直、ビジネス界というものから政治家への転身が望ましいのかどうかはわからない。わからないけれど、世襲よりましだよなって思うところはある。 まあそれはともかく、興味深いのは、現在与党である自民党が当選回数至上主義になっていて、当選回数が多い人間が党内で

    いっそのこと「くじ引き民主主義」なんて、どうなんだ?
    Outfielder
    Outfielder 2023/06/06
    例えば、中小企業の後継ぎとかは世襲が一番よいと思うのだけど、銀行に個人保証を入れる役目を従業員の中からくじ引きで選ぶシステムにしなきゃいけないとなったら、どうなると思う?
  • 女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。

    初めに断っておくが、今から私がお話しすることはフィクションである。何なら妄想だと思っていただいて構わない。 私の身に起こったことは事実なのだが、その事実の中に散りばめられたヒントから私が組み立てた推測には、何一つ証拠がないからだ。 なので、私が「嫌がらせの犯人なのでは?」と考えた相手の名前も、この記事中には出さない。 名前は出さないが、ここで話を進めるためには呼び名が必要なので、私はその人のことを「女性インフルエンサーのH」と呼ぶことにする。 ことの発端は、かつて炎上の女王として名を馳せたHの「なりすまし行為」について、私がブログで言及したことだった。 それ以降、私のブログには何者かによる嫌がらせ行為が続いた。 しかも、匿名の誰かによる攻撃のターゲットになったのは、私だけではなかったのだ。 私と同じように、Hの「なりすまし行為」について記事を書いた他のブロガーさんのところへも、全く同様の嫌

    女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。
    Outfielder
    Outfielder 2023/04/25
    「炎上の女王として名を馳せたH」誰だろう・・・
  • フェミニストは萌え絵よりも、タチの悪いホストクラブの規制強化を社会に訴えるべき

    2023年の幕開けは暗かった。 元旦から暗いを読んでしまったせいだ。そのとは、ノンフィクションライターの中村敦彦さんが、歌舞伎町に集う女性たちを取材したルポ「歌舞伎町と貧困女子」である。 「これは新春1発目に読むようなもんじゃないな」と一瞬躊躇したけれど、新宿という街で今、何が起こっているのかを無性に知りたくなってしまい、新年が明けて早々にKindle版を購入した。 なぜそんなことに興味を持ったのかというと、若年女性の支援活動をしている一般社団法人のColaboが、年をまたいでもまだ炎上を続けていた為だ。 私はネットの火事場を眺めるのが大好きという趣味の悪い人間だが、今回ばかりは一向に鎮火する気配のない炎の勢いに、少々たじろいでいる。 大炎上することになった問題の争点は置いておくとして、私が今回の騒動に関連した様々な意見の中で気になったのは、Colaboが取り組んでいるバスカフェ事業に

    フェミニストは萌え絵よりも、タチの悪いホストクラブの規制強化を社会に訴えるべき
  • 正確に文章が読めない人の話。

    ”ユーニス・パーチマンがカヴァデイル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである” という一文から始まる「ロウフィールド館の惨劇」というミステリ小説がある。 「読み書きができない家政婦」がその劣等感をこじらせ、一家惨殺に及ぶまでを追いかける話で、映画化もされている。 3年ほど前に知人のすすめで読んだのだが、倒叙ものや、変わった話が好きな方は読んでみても良いと思う。 * ただ、ストーリーの強烈さより私が覚えているのは、文盲までいかずとも「文章が正確に読めない人」は、今でもかなりいるな、と思ったことである。 例えば、リーダーが部下に、こんなメールを送ったとする。250文字だから、ツイート2つ分弱だ。 明日の朝10時までに、私をCCに入れて、Yさんにメールを送っておいてください。内容は次回の定例までの宿題事項と、現在までに積み残している課題の一覧の二つです。積み残しの課題については、期限を

    正確に文章が読めない人の話。
    Outfielder
    Outfielder 2023/01/19
    ごめんこんな指示書来たら普通は怒り散らかして「正確に文章が書けない人の話」っていうブログ書くと思う
  • “正直”と“誠実”は、まったくちがうという話。

    紙ストローってなんか味が変になる気がするんだよね。プリントみたいな味がする。 誰かが放った紙ストローへの悪口はその喧騒へとすっと溶け込んでいった。 当たり前のように放たれている言葉だが、それは少しだけ様子がおかしい。 プリントみたいな味だなんて、プリントをべたことがあるやつしか分からない感覚だ。それを知る人は少ない。妙なことを言うもものだと印象的だった。 昼下がりのカフェは少しだけ賑やかだ。 「なんか今日はめちゃくちゃ混んでるね!」 彼女は褐色のアイスコーヒーグラスが乗せられたトレーを両手に持ち、いそいそと対面の席に腰かけた。 「それでね、さっきの続きなんだけど、すごいのよ、マッチングアプリは」 注文前に話していた話題の続きとばかりに話し始めた。正直、まだその話題が続くのかと少し笑ってしまった。 彼女はいつも煮詰まると僕に声をかける。 前回に会ったときは離婚を考え始めた頃だっただろうか。

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    Outfielder
    Outfielder 2022/10/04
    多分、「ガッツ石松」と言いたかったのでは
  • 世の中には「仮定の話ができない人」がいて、コミュニケーションにおける問題が生じている。

    世の中には、「仮定の話ができない人」がいる。 私がそのことを初めて強く意識したのは、プロジェクトで「リスク管理」の話をしていた時だ。 リスク管理は、基的には「仮定の話」を中心に進む。 例えば、「ここで要件が変わったらどうする」とか、「協力会社の納期遅れが発生したらどうする」とか、そういう「致命的だけど、ありえない話ではないこと」をきちんと表に出してリストにし、一つ一つ影響度などを議論するのが、リスク管理の基だ。 しかし、このような話に対して、コミュニケーションが困難、あるいは「聞かれたことを無視」する人もいる。 例えば 「要件を変えることそのものがおかしい」とか 「協力会社の納期遅れは我々の責任ではない」とか。 まあ、たしかにそうなのだが、今はその話をすべきときではないことくらい、わかるはずだ。 また、ひどいケースになると、リスク管理が必要と認めつつ、リスクの具体的な話になると 「やる

    世の中には「仮定の話ができない人」がいて、コミュニケーションにおける問題が生じている。
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    Outfielder 2022/09/15
    「「戦争になってしまったらどうすべきか」を議論したいのに、「戦争を起こしてはいけない」との回答」「IQが低い」
  • なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。

    最も重要なビジネススキルはなんですか? と問われたら、なんと答えるだろう。 人によりけりだと思うが、私がコンサルティング会社で経験した限りでは、「結論から話す」がその候補の一つだと感じる。 これは誇張でもなんでもなく、「コンサル一年目が学ぶこと」の著者が、このの最初の項目として設定していることにも現れているように、 あるいは、スキル系のビジネス書には大抵それに類似したことが書いているように、今では「結論から話せ」は、、もはやビジネス上の慣例といっても良いくらいだ。 私の場合は、入社するとまず直属の上司に「結論から」を求められた。 例えば、こんな具合だ。 私「すいません、相談があるのですが……」 上司「何?」 私「お客さんのところで、規定の説明をしていたのですが、第二条のところでお客さんから質問が出てしまったんですよ。「目的と目標はどうちがうんですか」と聞かれたので、こう答えたんです……」

    なぜ「結論から話す」が、なかなかできないのか、観察したら、理由が分かった。
    Outfielder
    Outfielder 2022/04/22
    「上司が考案したのが、「結論から言うと」を枕詞にさせることだった」説明がヘタクソで話が長くて途中で何を言ってるのかすぐわからなくなるやつほど、合いの手で「要は」「要は」「要は」を繰り返す法則
  • ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと

    先日、こんな記事を拝読しました。 ゲーム会社の「アイデアの押し売り」への防衛策が注目集める。一方的に送りつけられたゲームのアイデアが行き着く先とは この条項は一見すると、メーカーがファンのアイデアを奪おうと考えているようにも見えるかもしれない。しかし真意としては別にあり、アイデアを送付した人から“権利主張”されないように、そのように記述することがあるのだという。 そうした人は、何らかのかたちでアイデアのスケッチやイラストをメーカーに“一方的”に送りつけており、実際には開発陣は目を通していなかったとしても、自分のアイデアが勝手に使われたとして権利を主張してくるのだという。 なるほど。頼みもしないのにファンから「アイデア」が送りつけられて、しかもそれを後から「パクられた」などと主張されない為に予防線を張っておく必要がある、という話ですね。 一昨年に起きた京都アニメーションへの放火事件でも、犯行

    ただの思い付きを「価値あるアイデア」と思い込む人が分かっていないこと
    Outfielder
    Outfielder 2022/02/07
    「最初の思い付きなんて全体の工程の2~3%くらいで、大事なのは残りの97%」よく言う野党は批判ばかりで代案がないって言われるやつ、97%を引き受けるつもりがまるでなさそうな上に2~3%も本当にただの思いつきだからでは
  • 発達障害には”嫁”が必要だ

    ずっと前から言語化しようしようと思っていたことを言語化する糸口がやっと見つかったので、今日はそれを書いてみよう。 どういうことかというと、「発達障害には”嫁”が必要だ」、といった内容だ。 人と喋るのが苦手な医者とかいても、愛想いい婦長が転がしてたり。 コミュニケーションの障害ある人は、自分と社会を繋いでくれる婦長さんを必死で探さないといけない時代なんですね。 https://t.co/mV1zdTuTOr — オブネコ (@nannyofcat) December 13, 2021 先日、ツイッターのタイムラインで上掲ツイートを発見した。 いまどきの医者にはコミュニケーション能力が求められてやまず、聞き取れない唸り声をあげる医者、空気や文脈の読めない医者、まともにインフォームドコンセントを進められない医者は、良くないとされている。 ところがひと昔前までは、医者自身にコミュニケーション能力が

    発達障害には”嫁”が必要だ
    Outfielder
    Outfielder 2021/12/24
    ここで「嫁」という単語に噛みつく人「だらけ」なところが、発達障害者が現代において生き辛い遠因でもある。また、一度噛みついたら文脈を見失うくらい囚われ続けてしまう人も同じく、発達障害傾向の強い人でもある
  • 「要領がいい子」とそうでない子の、勉強法のちがいについて。

    「要点の見分け方をどうやって身に着ければいいのか」という話をします。 いきなり例示から入るんですけど、ちょっと次の引用文を読んでみて頂けるでしょうか。面倒な方は斜め読みで大丈夫です。 鎌倉を拠点とした源頼朝は、無断で朝廷から官位を受けた弟の義経を許さず、義経をかくまった平泉の奥州藤原氏をほろぼして、東北地方をも支配下におきました。一方、にげた義経をとらえることを口実に、1185年、国ごとに守護を、荘園や公領に地頭を設置しました。頼朝は1192年に征夷大将軍となり、武士による新しい政治を始めました。 頼朝の開いた鎌倉幕府は、家来となることを誓った武士を御家人にして、先祖から引きついできたその領地の支配を認め、てがらに応じて新たな領地や守護・地頭の職を与えました。 鎌倉幕府成立前後の経緯についての記述ですね。 文章としては、帝国書院、「中学生の歴史」からの引用です。長男が学校で使ってる教科書な

    「要領がいい子」とそうでない子の、勉強法のちがいについて。
    Outfielder
    Outfielder 2021/10/28
    例に出てくる要領のよい子というのは、件の文章からこれは鎌倉幕府の成立の話であることを「読み取った」のではなく、これは鎌倉幕府の成立の話だということを「最初から知っていた」から
  • なんでパチンコに人が群がるのかがわかって、いろいろと切なくなってしまった

    「期待値を考えればパチンコは絶対に損をする」 「それなのにパチンコなんてやってる連中は頭が悪いとしか思えない」 かつてこんな感じの言説をよく聞いた。 それを聞いて僕は「確かに」と思う一方、この手の言葉がパチンコをやっている人達に「こいつはなんもわかっちゃいねぇ」という風に全く刺さっていないようにも見えた。 「パチンコにハマる奴はただの馬鹿と切って捨ててしまうのは物事の質をみていないのではないか?」 そもそも人間は数円単位でケチをする生き物であり、少額でも損をしたら物凄く落ち込む生き物である。 そんな損が大嫌いな人間が、果たして絶対に損をするとわかっている行為にこんなにも夢中になるのだろうか… その長年の疑問に最近ようやく回答が得られた。 そして冒頭の期待値云々の話は完全に誤りであった事を理解したので、今日はその話をしよう。 スロットマシンで超簡単に”ゾーン”に入れる 「デザインされたギャ

    なんでパチンコに人が群がるのかがわかって、いろいろと切なくなってしまった
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    Outfielder 2021/09/15
    「アドレナリンがどっと駆け巡る」ドーパミンではないか