「これで本当にいいのかな」と不安になることがある。 「それでいいんだよ」と誰かに背中を押してもらいたいし、「ここの部分はこう考えたほうがいいんじゃないかな」とアドバイスしてほしい。そんな信頼できる人が身近にいてほしい。 でも、“期待”に反して、「きっとこうしてくれる」「絶対にこんなことはしないはずだ」といった信頼の裏に存在する言動を相手がとった時、私たちはかなりのショックを受ける。衝撃のあまり、立ち直れなくなりそうになることもある。特に“信頼”が大きければ大きいほど、その衝撃は大きい。 しかも、「裏切られた。はい、終わり」などと、簡単に相手との関係を終わらせることは難しい。もう一度信じてみようか、などとどこかで思う。時には、終わらせたくても終わらせられないような状況もあるかもしれない。 いずれにしても、多大な、そして多分無駄であろうエネルギーを費やしながら、信頼関係に傷がついた相手との関係