新駅の名称「梅小路京都西」を披露するJR西日本の三輪京都支社長(右)と門川大作市長=京都市中京区・市役所 JR西日本は20日、梅小路公園(京都市下京区)の北側に2019年春に開業する山陰線の新駅の名称を「梅小路京都西」に決定したと発表した。京都観光の新たな起点に位置付け、JR京都駅に集中する乗降客の分散化を図る。 JR西によると、今春の駅名公募で1257件が寄せられ、7割に「梅小路」の名前があったという。京都駅の西約1・7キロに位置し、「第2の玄関口」としての機能を持つことから「京都西」を付け加えた。 新駅は京都-丹波口間の高架駅で、停車は普通電車のみ。1日平均7千人の乗降を見込む。駅舎は京都の街並みや京友禅の反物をモチーフに曲面を多用したデザインにする。嵯峨野線(山陰線)で初めて転落防止用のホーム柵も設ける。 【 2018年07月20日 23時08分 】