タイの屋台グルメの代表、カオマンガイ。2014年はガイトーン Tokyoがオープンして話題になったが、同店をはじめ東京にはカオマンガイの名店が多くある。茹でた鶏肉をごはんにのせた一見シンプルな料理だが、タレや鶏肉のゆで具合、ごはんの水加減の違いで、多様な味が存在する。ここでは、本場さながらの雰囲気が味わえる店から、かわいらしいカフェまで、カオマンガイが食べられる店10軒を紹介する。 池尻大橋:Soul Food Bangkok ちょっと変わったカオマンガイを食べることができる店。メニューはその名も『タイの鶏釜飯』(980円)。注文を受けてから釜を使って1つ1つ炊きあげるとあって20分ほど時間がかかるが、釜のふたを開けた時のいい香りや、日本人好みのおこげ付きごはん(タイ米)と、プリプリでやわらかな鶏肉とのコラボは、ほかではなかなか味わえないだろう。タレは甘口のしょうゆベースと、しょうがとにん