10年代は、音楽ジャンル、地域やコミュニティ、時代が、あるいはもっと大きな枠で音楽、ドラマ、映画、コメディなどあらゆるカルチャーがよりクリアにクロスオーバーし合ったディケイドだった。音楽作品の驚くようなジャンルの折衷の数々は勿論のこと、ポップ・カルチャーが、この激しく混沌とした社会の変動は言わずもがな、互いのカルチャーのフィールドで起きていることにも強く触発され、参照し合いながら進化を繰り返して来た。盛んにクロスオーバーを遂げた作品たちは、遠く離れた場所や異なる時代とも繋がりながら私たちに新しい発見や視点をもたらすという、ポップ・カルチャーの一つの醍醐味をダイナミックに実感させてくれた。無論、最新のポップ・ミュージックと同時に最新の映画やドラマ、コメディも追いかけて来た私たちも、そんな状況の中心に常にいただろう。これは偏に、ストリーミングを始めとした新たなテクノロジーや産業の構造の変化によ
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