米国ノースカロライナ大学とスタンフォード大学の研究チームが開発した「ワクチンパッチ」。絆創膏のように皮膚に貼り付けるだけでよい。研究チームは動物実験の結果、従来の「ワクチン注射」よりも免疫反応が10倍高いと明らかにした。[写真 ノースカロライナ大学] 米国で絆創膏を皮膚に貼り付けるような感覚で接種が可能な「パッチ式」ワクチン接種法が開発された。研究チームはファイザー・モデルナと協力してmRNA(メッセンジャーリボ核酸)系列の新型コロナワクチンをこの方法で接種できるようにする実験を行っている。 26日、ノースカロライナ大学によると、同校のチャペルヒル校とスタンフォード大学の共同研究チームは、皮膚に直接貼り付ける「3D印刷ワクチンパッチ」(ワクチンパッチ)を開発した。研究チームは動物研究の結果、「ワクチンパッチ」のほうが筋肉注射を通じてワクチンを注入するよりも免疫反応が10倍高いという研究結果
![絆創膏のように貼り付けるタイプのワクチン登場…「注射の10倍の効果」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3c26eac852f076f1d6cb4951247249ef8fe755a1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.japanese.joins.com%2Fupload%2Fimages%2F2021%2F09%2F20210927072825-1.jpg)