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ブックマーク / ueshin.blog60.fc2.com (2)

  • 41歳の失業と心の危機 | 考えるための書評集

    さすがに41歳の失業はキツかった。私は去年の7月に失業してから、ことしの5月まで失業していて、もう私に仕事なんか見つからないという気持ちにひきずりこまれながら、仕方がないから派遣切りでその危険性を知りつつも派遣で仕事を見つけるしかなかった。まだ一週間しか勤めていないし、仕事はかなりキツいが、仕事がある安定感ですこしは心を休めたいと思う。 去年の7月に失業したときはまだ余裕をもっていて失業の長期ヴァカンスを楽しむつもりでいたのだが、去年9月にアメリカの金融危機が起こり、派遣切りが社会を席巻し、どこへいっても求職者が殺到していて、こんどはもうダメかもしれないという不安に何度も襲われた。41歳という年齢の高さも不安にいっそう拍車をかけた。 求人誌はいまはフリーペーパーがメインになっていて、「B-ing」や「DUDA」といった情報誌はなくなっている。ネットに移行したのかもしれないが、ネットの情報は

  • フリーター「怠け」言説が隠してきたもの。 | 考えるための書評集

    ひところフリーターは「怠けている」「責任感がない」「身勝手だ」「自由気まま」と大人たちに批判された。いまはそれがひっくり返って、「貧困だ」「転落だ」「哀れ」「格差」「一生はいあがれない」と悲愴な目で見られるようになった。 「怠け」や「責任感がない」と罵られている最中に進行していたことは、若者たちの雇用の排斥や切り下げであったことが、さいきんの認識としては一般的になってきた。ということは、フリーター怠け言説は、若者を大人たちの「正社員共和国」から放り出すさいの煙幕や、若者を切り捨てる際の良心の痛みを緩和してきたということができると思う。 一方では「怠けている」「やる気がない」と叱っておきながら、一方では若者から雇用を奪い、年金や健康保険の折半を廃棄し、月給から上らない時間給へと切り下げ、解雇が容易で短期の雇用に切り替えていたのである。「怠けている」「怠けている」と個人や人の資質の問題に帰し

    PEH01404
    PEH01404 2007/10/11
    良エントリ
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