日本アバイアは3月12日、コンタクトセンターのオペレータ向けマルチメディア対応ソフトフォン「Avaya one-X Agent」を提供すると発表した。IP-PBXとの連携により、コンタクトセンターの電話受付をPCで可能にする製品で、オペレータの在宅勤務の効率化や、管理者側の管理上の不安を払拭する機能を確保したという。 管理者側の“見えない不安”を払拭 コスト削減やワークライフバランス、パンデミック時のBCP対策といった観点から、在宅勤務が企業の関心を集めている。特にコンタクトセンター業務は、技術面では社内のセンターと同等の勤務環境を用意できることから、在宅勤務制度を導入しやすいといわれている。しかし、国内で導入を検討している企業はごく一部にとどまっているのが現状だ。 日本アバイア シニアシステムエンジニアの橋本健氏は、「リックテレコムの2009年の調査では、在宅勤務を検討しているセンターは