概要 コンポーネント(component)とは、部品、成分、構成要素などの意味を持つ英単語。ITの分野では機器やソフトウェア、システムの構成する部品や要素などのことを意味する。 ソフトウェア開発の分野では、特定の機能を持ち単体で完結しているが、単体では使用せず(できず)、他のプログラムから呼び出されたり連結されたりして使用されるプログラム部品のことをソフトウェアコンポーネントという。 特に、ある特定のシステムの一部を構成するのみに留まらず、将来単体で提供されて他のソフトウェアに組み入れられたり、他の開発プロジェクトで再利用されることを意図し、汎用性や独立性を高めた仕様や設計を持つものを指してコンポーネントと呼ぶことが多い。 また、ソフトウェア開発の中でも、GUIアプリケーションやWebシステムの場合には、実行時の操作画面を構成する個々の操作要素(ボタンやテキストボックスなど)のことや、それ
印刷 関連トピックスフェイスブック【動画】「百人のキセキ」試飲会FBページに集ったファンらが開発した「百人のキセキ」2種類の試作品を受け取るビール愛好家たち=いずれも東京都渋谷区、恵比寿ガーデンプレイス内のヱビスビール記念館、伊勢剛撮影試作品「百人のキセキ」を試飲するビール愛好家たち。サッポロビールが実際に使用している商品チェックシートを使って味の感想を記録したFBページに集ったファンが開発に携わった「百人のキセキ」の試作品を試飲するために集まった約100人のビール愛好家たち 【広部憲太郎、伊勢剛】 「ビール離れ」にフェイスブックで立ち向かえ――。大手ビール会社がフェイスブック(FB)を使ったユニークなPR戦略に乗り出した。ユーザーと一緒にビールを開発し、将来の消費者獲得を目指す。 11月末、東京・恵比寿のサッポロビール本社地下の「ヱビスビール記念館」に、ビールを愛する100人が集まっ
「残念ながら、日本人選手には、失敗したくないと消極的になる者が少なくない。トライする前からプレッシャーを感じてしまう」。日経情報ストラテジー3月号特集「失敗を生かす組織」では、サッカー元日本代表監督イビチャ・オシム氏のインタビューを掲載した。そこでオシム氏はこんな指摘をしている。 オシム氏の指摘は企業にもあてはまる。日常業務を破綻無くやり遂げることを重視する減点主義の評価体制や、前年度をベースに組み立てる予算管理制度などは、引き分けを死守するための仕組みといえる。 こうした常識に逆行するのが、文具メーカーのキングジムだ。 「10打席のうち9打席は空振り三振でいい。その代わり、1打席はヒットでなくホームランを狙う」。キングジムで開発副本部長を務める亀田登信執行役員は、同社の商品開発理念をこう話す。2008年に発売した電子メモ「ポメラ」は、累計20万台を発売するヒット商品に成長。ポメラを皮切り
ソフトウェア工学におけるアジャイルソフトウェア開発 (アジャイルソフトウェアかいはつ、英: agile software development) は、人間・迅速さ・顧客・適応性に価値を置くソフトウェア開発である[1]。典型的なアジャイルソフトウェア開発では、チーム主導で設計・実装・デプロイを短期間に繰り返してユーザーが得た価値を学習し適応する、すなわちトライアルアンドエラーで開発が行われる。アジャイルソフトウェア開発を可能にする開発手法にはエクストリーム・プログラミングやスクラムなどがある。 ペアプログラミング アジャイルソフトウェア開発は人間・迅速さ・顧客・適応性に価値をおくソフトウェア開発である(アジャイルソフトウェア開発宣言)。すなわち自己組織的なチームが対話の中で方向性・仮説を見出し、顧客へ価値を素早く届け、実践投入の学びから素早く改善をおこなう在り方に価値を置く。 この価値観を
概要 オフショア開発(offshore development)とは、情報システムやソフトウェアの開発業務を海外の事業者や海外子会社に委託・発注すること。営業や企画、設計、納品、サポートなど顧客に近い業務は本国で、実装やテストなどを海外で行なうといった形で分業することが多い。 先進国の企業が人件費や事業コストの安い新興国の企業・人材を活用して開発コストを削減するために行なうもので、当初は英米からインドへの委託など英語圏の国の間で盛んに行われ、その後、日本を含む様々な国々に広まった。 新興国スタッフの人件費は先進国の数分の一程度のことが多く、うまく行けば大幅なコスト削減が可能だが、言葉や商習慣の違いから意思疎通のコストが嵩んでコストメリットを打ち消してしまったり、品質や契約などをめぐる認識の相違からトラブルになるといった事例も起きている。 オフショア開発では国内拠点と海外拠点の連携や意思疎通
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