今週火曜のサイバーエージェント須田さんの「web2.0(笑)の広告学」で 私の第1回目のテーマに対して、「広告の時代は終わってPRの時代、というのは、 非常に美しいトランジションに見えますが、果たしてそうなのか、非常に疑問です」「今回はあえて異論をふっかけてみました。藤田さんとは是非、もっと深く議論してみたいと思います」とのコメント(挑戦状?)を頂きました。これに関しては、読者の皆さんも興味あるところだと思いますので、来週じっくり論議するつもりですのでご期待ください。 さて、今回はPRについてお話ししたいと思います。PRとはPublic Relationの略。定義は様々ありますが、企業だけでなく政府、公共事業体、個人が、関係を持つ公衆の理解や信頼、協力を得るためのコミュニケーション活動と言われています。 「PRの日本語訳は?」と聞かれると、多くの人は「広報?」と答えるでしょう。広報は、企業
さて前回はマスメディアの衰退からウェブメディアの台頭それによりマス広告からネット広告へ主役は移りながら広告ビジネスは成長を続けていくという世の中で語られているストーリーが本当に正しいのか、一石を投じさせていただきました。 第2回は現在、マーケティング、広告業界で盛んにもてはやされている“エンゲージメント”という概念についてお話します。 これまでの広告効果の指標は正しかったのか 広告業界では広告効果に関する指標としてリーチ×フリークエンシーをベースに使ってきました。これは広告の到達率という概念です。リーチ(どれだけ多くの人に)×フリークエンシー(どれだけ多くの回数)を見せる事が出来るかが効果を最大化するポイントだという考え方です。だから、サーキュレーションの多い媒体、視聴率の高いテレビ番組、発行部数の多い新聞雑誌が広告媒体として価値が高いというわけです。 しかし、最近になって消費者は自分との
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く