うちの業態ではソーシャルメディアの活用は難しい――。 そう考える企業は意外に多いのではなかろうか。クチコミが発生しにくく商品が高価なBtoB(企業間)系企業、ソーシャルメディアの浸透率が低いシニア層がターゲットの企業などそれぞれに事情があるが、歯磨きやシャンプー、洗剤などを扱う日用品メーカーもその1つといえる。 日用品の多くは、消費者が商品に対する十分な知識を得ながら関心を持って選択するというより、店頭での印象や価格で選ぶ傾向が強いとされる。こうした商品関与度が低い製品は、ソーシャルメディア上での対話も盛り上がりにくい。 それでも、日用品メーカー大手のライオンはこれまで、Twitterを中心にいくつかのソーシャルメディアの公式アカウントを商品担当事業部が主体となって開設してきた。例えば、中性液体洗剤「アクロン」では2010年3月から6月まで、商品キャラクター「洗濯ヨシ子」さんのTwitte
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く