インターネット上では、コミュニケーションの複雑さ・ややこしさを愚痴っている人をそこここで見かけるのですが、コミュニケーションって、複雑でややこしいほど有利なものでしょうか? そういう場合もあるかもしれません。 しかし、すべての場合ではなく、むしろ不利だから複雑でややこしいコミュニケーションで何とか解決しようとあがいていることも多いよう、思われるのです。 今回とりあげる複雑なコミュニケーションとは、「メタメッセージ」。 この「メタメッセージ」はどのように受け止め、取り扱うのが良いのでしょうか。私なりの考えを述べてみます。 「いわゆる京都ブブ漬け」にどう対処するのが適当か 世の中のあちこちに、メタメッセージが飛び交っています。 「どうぞごゆっくり」が「さっさと飯食って帰れ」を含んでいることも、「勉強熱心ですね」が「ボヤボヤしてんじゃねえよ」を含んでいることも、「実は一緒に考えて欲しいんだけど」