デカイ一発はこない そんなことをうそぶいて 自殺を最後の手段として お守り代わりにしようと そんな本を書いた人がいた 現実はどうだ デカイ一発が来そうで 世界中が大混乱 それが令和の姿だ いつでも世界の終わりは 目の前に準備されている 不断の努力で 穴に落ちないようにしているだけだ 毎日、不穏なニュースが流される 恐怖で鬱がひどくなり 食欲も無くなったり亢進したり 体中が大混乱 人を殺すことはダメだ そんな誰もが知っていることを 悪びれることもなく実行する そんな独裁者が存在するのだ 物語なら救世主が現れて すべてを解決してくれるかもしれない だが現実はそうではない 血を流す人々 為政者はそれをどんな目で見ているのか いつも命を賭けるのは 市井の人々なのだ 許されることではないことを ごく当たり前に行う そんな存在を どうしていいのかわからない 一人の人間はあまりにも無力で すぐにすり潰さ