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ブックマーク / poge.hatenablog.com (231)

  • モグラ - 肉芽観察記

    POGE
    POGE 2022/04/10
    #詩
  • オリジナルランゲージ - 肉芽観察記

    POGE
    POGE 2022/04/10
    #詩
  • VOICE:3 - 肉芽観察記

    声 声 VOICE 叩きつけるように 声 泣き叫ぶように VOICE VOICE 声 空に向かって VOICE 地を踏みしめて 声 VOICE 隣の人へ 声 VOICE 声 声 遠くの人へ VOICE VOICE 喉を枯らして 声 ささやくように 声 声 VOICE 声 VOICE 鳥のように 声 VOICE 声 獣のように VOICE 声 VOICE 記号から零れおちるもの

    VOICE:3 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/21
    #詩
  • 反戦 - 肉芽観察記

    現実主義者たちにはバカにされるだろう 気で戦争を止めようと訴えていることを 敵も味方もなくすべての武力行使を否定していることを 賢い人達は戦争も人類史の一コマだという 戦争が科学技術を、文明を進歩させたのだと それが真実なのかはわからない それが戦争を肯定することにもならない 良い戦争も悪い戦争もない そこにあるのは人の死だけだ しかし現実主義者は言う アレは理由があって攻め込んだのだ 攻めるべき背景を持ったものなのだ 違う 理由など問題にならない 大勢の人の死の手向けにはならない 今すぐ戦いをやめよう 人殺しの英雄はいらない 親を失う子供の姿は見たくない 地球からあらゆる戦争を廃絶しようと気で考えている カントもそうだったはずだ 希望に満ちた未来を選択するために 人には理性がある 人には想像力がある 人には優しさがある 陰謀や権謀術数が裏側にあったとしても 戦いを始めることのいいわけ

    反戦 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/20
    #詩
  • 鳥の来る街で - 肉芽観察記

    人々の語らいのなかで 人は形をなす 自らの形を 自らでは語られないから 他者の形も 人々の語らいのなかで 形作られる それが人の原風景 欲望を欲望する その形式も 他者の存在があってこそ 他者の言葉があってこそ だから、一人では生きて行けない だから、人を消してはいけない 鳥の来る街で

    鳥の来る街で - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/15
  • 灯火 - 肉芽観察記

    デカイ一発はこない そんなことをうそぶいて 自殺を最後の手段として お守り代わりにしようと そんなを書いた人がいた 現実はどうだ デカイ一発が来そうで 世界中が大混乱 それが令和の姿だ いつでも世界の終わりは 目の前に準備されている 不断の努力で 穴に落ちないようにしているだけだ 毎日、不穏なニュースが流される 恐怖でがひどくなり 欲も無くなったり亢進したり 体中が大混乱 人を殺すことはダメだ そんな誰もが知っていることを 悪びれることもなく実行する そんな独裁者が存在するのだ 物語なら救世主が現れて すべてを解決してくれるかもしれない だが現実はそうではない 血を流す人々 為政者はそれをどんな目で見ているのか いつも命を賭けるのは 市井の人々なのだ 許されることではないことを ごく当たり前に行う そんな存在を どうしていいのかわからない 一人の人間はあまりにも無力で すぐにすり潰さ

    灯火 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/10
  • メジロ - 肉芽観察記

    チュルッチューチチチチチチチ メジロが鳴いている 鳥を見るのは好きだ バードウォッチとまではいかないけれど 鳴き声が聞こえれば耳をすます 動物は嘘がなくていい シンプルに生きている 生存競争は苛烈だろうが 生きることに率直だ 人間もああなれたらいいな 己の雑念ばかりの 心を思って嘆く

    メジロ - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/09
  • サナトリウム - 肉芽観察記

    サナトリウムで窓を眺めている少女 窓の外ではスズメが五羽トコトコと歩いている 飛ぶことを忘れて、歩くのが楽しそう 少女も飛ぶことも忘れて どのくらい経ったろう 当は自分の羽で 大空に羽ばたきたいのに 当は自分の足で 大地を踏みしめたいのに ここから出ることを 当は怖がっている

    サナトリウム - 肉芽観察記
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    POGE 2022/03/08
  • カルガモ - 肉芽観察記

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    POGE 2022/03/01
  • 声を上げよ - 肉芽観察記

    生活保護以下の金で生きている それでも特に困らない 月賦で買った6万のPCがあれば詩は書ける 腰が痛くなるのはしかたない べ物は偏っているが とりあえずカロリーはとっている (とりすぎで太っている) ネットでロシアウクライナ侵攻が話題になっている クラスター爆弾が使われたという ロシアウクライナ歴史のことはよくわからない 兵器や軍事のことはよくわからない そういうのは詳しい人に考えてもらおう 寒さに震えている でも死にはしない ウクライナでは たくさんの人が死んでいる 反戦の機運が高まっている 誰もが厭戦の憂にうなだれている 誰も人が死ぬことも 殺すことも 望んでいない テレビは持っていない 細いネット回線で世界を覗いている 何語かわからない言葉で叫んでいる人がいる 子供が担架で運ばれる動画が流れている 「我が国の若者は犬死ではなかった」 そんな妄想を抱いている人もいるのだろうか

    声を上げよ - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/27
  • 綺麗事 - 肉芽観察記

    お腹が空いて おにぎりをべた まだお腹が空いていたので カップヌードルをべた 炭水化物過多で太っている あまりに太りすぎて腰が痛くなった 世界では よくわからない理由で よくわからないことが起きて うやわずやの人々が たくさんいるのだろう それを見ないことにして 生きているのか ネットで軍事侵攻がどうのと言っている 世界情勢に疎いので意味がわからなかった 意味を理解したとき 体が震えた なにをバカなことを、と 命は国で区切られてはいない 人は生まれたときから 多数の中のひとりではない 綺麗事を刻みつけよう ナイーブでもかまわない 希望の言葉を綴ろう 明日のために

    綺麗事 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/26
  • さようなら - 肉芽観察記

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    POGE 2022/02/21
  • 孤独についてのスケッチ - 肉芽観察記

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    POGE 2022/02/20
  • (Pirouette名義で書いたもの) - 肉芽観察記

    声がきこえる まどろみの午後 なつかしい声音は 母のようで父のようで 深海から響くように 雲間から降りるように 記憶を呼び覚ます なめらかな旋律 やわらかな声色は 兄ようで妹のようで 声がきこえる 向こう岸の陽炎

    (Pirouette名義で書いたもの) - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/20
  • 邂逅 - 肉芽観察記

    出逢う前から決まっていた 出逢えば確かに君だった 生まれたことさえ互いに知らないのに 出逢うことは決まっていた それが恋と呼ぶものなのか それはわからない 兄弟だったかもしれない 親子だったかもしれない だけど、出逢うことは決まっていた その指に繋がれたものは 必ず惹かれ合うための証

    邂逅 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/16
  • 天の川銀河の腕のなかで - 肉芽観察記

    天の川銀河の腕は 二億年で一周するという 二億年後人類は存在しているか 途方も無い時間と空間 一つの銀河にひしめく星々 近くの友はアンドロメダ銀河 アンドロメダにも思い悩む 生き物はいるのだろうか 天の川銀河の腕に抱かれて 思い悩む生物は思う 二億年後も思い悩む そんな生き物もいるだろう

    天の川銀河の腕のなかで - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/13
  • 小春日 - 肉芽観察記

    水の流れを見るのが好きだ 川辺りでずっと緩やかな水の流れを眺めている マガモが数羽泳いでいる 飛ぶことを忘れてプカプカ浮かんでいるよう 小春日の陽を受けて のんびりと過ごしている 鳥も飛ぶのに飽きることはあるのだろうか 疲れた心身を思いながら 家路につく スズメが気楽に鳴いている

    小春日 - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/13
  • 傷つける - 肉芽観察記

    音楽は人を無理やり繋げる 詩は人間をズタズタに引き裂く そんな話をミュージシャンとしたことがある 歌に使われる言葉がどれだけ強くとも メロディーがそれをかき消してしまう 詩は言葉をむき出しにするから遠慮がない そうだろうか そうなのかもしれない 強い言葉と弱い言葉 それを分けられるのか 分けるべきなのかはわからない 誰かを傷つけようと思って詩を書くことはない しかし、結果的に傷つく人がいることも知っている 謝ってくれ、そう言われたこともある 謝る必要がないから謝らないが 傷つけたという事実は心に刻む 詩の言葉はごまかしが効かない ごまかしてもそのごまかしはバレる 嘘を書いてもいい 起こらなかったことを書いてもいい しかし、それは正直な心の叫びになる 心のままに いつもそれを目指しているが 未熟すぎて書けない それが書ける人は どれだけいるか 間違いだらけで人を傷つける そんな言葉の連なりを

    傷つける - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/06
  • さくら - 肉芽観察記

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    POGE 2022/02/05
  • ぽろぽろ - 肉芽観察記

    言葉、につま、る と、おいき、おくがあ、ラレの ようにぽろ、ぽ、ろとこぼれてい、く 思い出せないことが増えて、 思い出したいことが増えて、 しか、しお、おもだ、せな、い いでおろ、ぎーの、崇高なたい、しょう シニ、フィアンとシ、ニフィエ がう、まくけ、つごう、しな、い わー、どサラダ、な

    ぽろぽろ - 肉芽観察記
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    POGE 2022/02/04