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ブックマーク / j.ktamura.com (3)

  • リヴァイアサンに斬鉄剣 | quipped

    NO科学者の茂木健一郎さんが、日教育システム、特にペーパーテスト偏重の入試のシステムを批判している記事を読んだ。有名人の嘯くデタラメなど黙ってやり過ごすべきなんだろうが、いくつか僕の心に近いところで支離滅裂なことを言われて腹が立ったので、なるだけ冷静に説明したい。 ちなみにこのエッセーのタイトルだが、彼が引き合いに出しているリヴァイアサンが、Thomas Hobbesのものだとは考えられないので(だって説明が無茶苦茶なんだもん)、多分ファイナルファンタジーの召喚獣の方だと空気を読んだからだ。グングニルで刺してもいいけれど。 まず、茂木さんは、まつもとゆきひろさんに謝るべきだと思う。ご人も仰っているように、まつもとさんは、入学試験を受け、一定の点数を取り、筑波大学情報学群へと進学されたはずだ。それがモギイズムにかかると、こう曲解される。 ここで茂木氏は、オブジェクト指向スクリプト言語「

  • 数学的に東大秋入学が労力の無駄であることを証明する | quipped

    最近、東大の秋入学への移行が物議を醸している。就活はどうするんだとか、ギャップ期間はどうするんだとか、いろいろと意見が飛び交っている。こういうこんがらがった議論を解決するには、数学を使うのがよい。 数学といっても数字が出てくるわけではないので、定量的議論が苦手な人も心配しないでほしい。実のところ筆者もそう得意ではない。 数学的証明によく出てくるアプローチとして、場合分けをして、各ケースを証明することで、もとの問題を証明するというものがある。ここでは、このアプローチを「場合分け法」としよう。カンタンな(数学的な)例をあげる。「どんな数でも自乗するとゼロ以上になる」ということを証明したい場合、もとの数が 0より小さい(例:−3) 0(例:コードギアス) 0より大きい(例:南場智子さんの総資産) の3つのケースが考えられる。要は、どんな数も上の3つのケースのどれかということだ。すると 0より小さ

    POPOT
    POPOT 2012/01/25
  • 思うこと。言うこと。 | quipped

    人生で一度だけ廊下に出されたことがある。 小学校五年生のとき、中学受験のために通っていた進学塾でのことだ。算数の授業で、T先生が黒板に書いた図形に、いたずら真っ盛りだったぼくはいちゃもんをつけた。 「先生、問題には『正三角形』って書いてあるけど、それ全然正三角形になってないし」 板書の手をとめ、振り返ったT先生の顔からは、いつもの温厚な笑顔は消えていた。そして、静かな声で言い放った。 「◯◯(ぼくの名前)外に出る」 「お前廊下に出ろ!」でも「ふざけるな!」でもなく、「◯◯外に出る」。最初は何が起きたのかわからなかったが、先生の口調がいつものですます調ではなかったことや、さっきまで和やかだった教室の空気がカンペキに凍りついたことから、マジで教室の外に出ろと言っていることを察した。ぼくは席を立ち、T先生に誘導されるまま教室の外に出た。 「なんで外に出されたのか考える」 先生はそう言って、引き戸

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