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ブックマーク / www.kobe-np.co.jp (5)

  • 母はどこへ 悦子さんの27年(上)遺体も遺骨も見つからず 「もう1人娘がいる」警察に告げられた

    母正子さんのちらしを手にする佐藤悦子さん。手前は母の写真と焼け跡から見つかった腕時計や小銭=加古川市内(撮影・中西幸大) 6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から、27年がたとうとしている。この長い年月を経てなお、行方不明のままの被災者が3人いることをご存じだろうか。遺体はもちろん、遺骨も見つかっていない。兵庫県加古川市の佐藤悦子さん(58)の母、正子さん=当時(65)=もその1人だ。神戸市須磨区で被災した。「ひょっとして、どこかで生きているのでは」。整理のつかない喪失感を抱えながら、母を捜し続ける悦子さん。彼女の歳月をたどり、悲しみとの向き合い方について考えたい。(論説委員・小林由佳) 1995年1月17日、悦子さんが小学生の娘2人と暮らす加古川市の自宅もかなり揺れた。すぐに母が1人で住む神戸の実家に電話をしたが、応答がない。やがて呼び出し音も鳴らなくなる。それでも「お母ちゃんは近くに

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    POPOT 2022/01/18
  • 真珠湾攻撃で戦死、「2階級特進」から漏れた6人の真実 史実追求の先にあったもの

    1941(昭和16)年12月8日のハワイ・真珠湾攻撃で戦死認定された航空兵55人には、冷徹なまでの「死後の選別」があった--。79年前のきょう、太平洋戦争の戦端を開いた戦果を受け、攻撃に加わって亡くなった彼らに対し、軍部は異例の「2階級特進」を適用した。だが、この処遇から6人だけが除かれ、1階級の進級にとどまっていたことが分かった。敵前逃亡など、あからさまな咎(とが)があったわけではない。同じ作戦に基づいて、同じ戦闘に、同じ航空部隊から参加して命を落とした兵士に、なぜ明確な格差が生じたのか。(小川 晶) 神戸新聞社の神戸社11階、文化部フロアの片隅に、年季の入った1台のコンピューターがある。1990年代のデスクトップパソコンのような、厚みのある外観。社内では「マイクロフィルム」の名で通る。過去の新聞記事が焼き付けられたフィルムを、コマ送りで見ることができる装置だ。 航空機事故を取材する新

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    POPOT 2020/12/08
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  • 神戸新聞NEXT|総合|神戸・三宮の人出2割減止まり 西村大臣「これでは終息できない」

    西村康稔経済再生担当相は10日の会見で、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の対象となった7都府県について、主要駅周辺の人出の変化を紹介し、減少幅の小さい神戸市の三ノ宮やさいたま市の浦和などを例に挙げ「これでは終息できない」と危機感を示した。 紹介したのはNTTドコモによる分析結果で、緊急事態宣言が出される前の7日午後5時と、9日午後5時時点の駅周辺にいる人口を比較。横浜の42・9%減、大阪市の梅田の42・4%減など4割以上減ったエリアがある中、三ノ宮は23%、浦和は9・2%の減少にとどまった。政府は人と人との接触機会を7~8割減らすよう求めている。 西村氏は「皆さんの自覚、一人一人の意識で終息できるかが変わる。企業もテレワークやテレビ会議など、思い切った策を講じてほしい」と強調した。(永見将人) 【記事特集】新型コロナウイルス

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    POPOT 2020/04/11
    トップが無能だから人出減らないみんな言っちゃえばいいのに。
  • 神戸新聞|社会|事業仕分け、スプリング8など対象 行政刷新会議

    政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は9日夜の会合で、2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」の対象として、医療費と義務教育費の国庫負担など447事業を選定、これを約210〜220類型に分類して議論し、判定を下すことを決定した。政府開発援助(ODA)のほか、調整が続いていた在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)では、日人基地従業員の労務費が対象に入った。 対象となる事業・組織には、理化学研究所が神戸・ポートアイランド2期で整備中の次世代スーパーコンピューターの技術推進や、同研究所が運営する兵庫県佐用町などの大型放射光施設「スプリング8」なども含まれている。 首相は10年度予算編成に関して「聖域なく見直す。筋肉質の予算になることが求められている」と強調。同時に「類似事業も見直してほしい」と述べ、対象にならなかった事業も、仕分け作業の成果を生かして予算削減に努める考えを表明

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    POPOT 2009/11/11
  • 神戸新聞|事件・事故|万引容疑で逮捕したら… 「58歳」男に戸籍なし

    万引の容疑で垂水署に逮捕された男には、住民票も戸籍もなかった。捜査員が調べても、身分を確認できる公的なものは一切見当たらず、男は「小学生のころに家を出てからずっと一人で暮らしてきた。不自由を感じたことはない」と供述。結局、申告した名前も、58歳という年齢も、国籍も判然としないまま25日に釈放された。「こんな容疑者は初めて」と驚く捜査員。男の語った半生とは…(小川 晶) 男は神戸市垂水区のホームセンターで、登山用具4点を盗んだとして、今月14日、垂水署に逮捕された。初犯だった。 男は「金がもったいなかったから」と容疑を認めたが、名乗った日名が戸籍などに見当たらない。親が出生届を出していなかったためとみられるが、捜査員はスパイの疑いもあるとみて事情を聴取した。 「物心ついたときは、京都のおばに育てられていた」。男が、これまでの半生を話し始めた。 両親は、第2次世界大戦中、朝鮮半島から日に連

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