東洋英和女学院大4年生・笹崎里菜さん(22)が日本テレビのアナウンス職内定を取り消され、採用を求めた民事訴訟で26日、東京地裁で和解勧告が行われた。 笹崎さんが「ホステスのアルバイト経験は清廉性がない」と日テレに内定を剥奪され、採用を求めて同局を提訴した前代未聞の騒動。 この日は原告側の緒方延泰弁護士、被告側の木下潮音弁護士、双方が出席し、和解協議が1時間、実施された。 当初は泥沼化必至とされていたが、均衡が破れて事態が大きく動いた。ライトグレーのスーツに身を包んだ緒方氏は和解協議後、報道陣に対応。落ち着いた表情で、しかし充実感を漂わせながら「僕らの望んでいる方向に向かっている。年明けにはもしかしたら、僕らの希望する形で解決するかもしれない」と手応えを口にした。 「和解協議中なので、あまり詳しいお話はできない」と断りつつ「日テレさんから文書の形で和解案の提示があった」と明言。その内容は不明