軽減税率の代替案として、マイナンバーを利用した「還付金制度」の導入が検討されている。 マイナンバーを使った「還付金制度」を検討 財務省が2017年4月に消費税率を10%に引き上げるのに併せて、負担軽減のために「新たな還付金制度」の導入を検討していることが分かった。 新たな還付金制度には、マイナンバーを活用することが検討されている。 マイナンバーカードに購入記録→還付 財務省がまとめた新たな案は、次のような内容だ。 消費者はマイナンバーカードを提示して買い物(いったん10%の消費税を支払う) マイナンバーカードに埋め込まれているICチップに購入情報が記録される 後日、事前登録した金融機関の口座に還付金が振り込まれる 消費者はいったん10%の消費税を負担することになるが、後で軽減税率分が還付される。 対象商品は「酒を除く飲食料品」で、所得に関係なく全ての人が還付を受けられる。なお、還付額には年