スプートニク:精神的な問題や障害を抱えた新兵にはどのようなリスクがあり得ますか。貴方は2010年まで米軍大佐の職にいらしたため、多くのご経験があると思います。入隊前から既に精神障害のあった人々にはどのような問題があったか、話してもらえませんか。 リッチー博士:精神障害にも様々な診断があるため、まずは線引きをさせてください。例えば、統合失調症や双極性障害の患者は即座に入隊不適格者と認定されます。 一方、多くの兵士には心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病の病歴があります。しかしこれらの病歴を持つ人が入隊することで、病気が再発する可能性は高まり、その勤務状態にも大きな影響を及ぼしかねません。 スプートニク:兵士の精神状態が良好でないとき、戦闘中の行動には何らかの影響があるのでしょうか。同僚兵や住民に対する犯罪を犯すリスクは高くなるのでしょうか。 リッチー博士:ええ、高くなります。自殺未遂や
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