気象庁は9日、南米ペルー沖の海面水温が低い状態が続き、今冬の厳しい寒さの一因となった「ラニーニャ現象」が終息したとみられると発表した。ラニーニャは昨年秋に発生していた。 一方、同庁の予想では、ペルー沖の海面水温は夏にかけて上昇、冷夏など異常気象の原因となる「エルニーニョ現象」のレベルに達する可能性があるとの結果となった。 同庁は「予想は今のところ、不確実性が大きい」と説明しているが、発生の可能性を考慮し、今夏の気温予想を北日本では他の地域より低めに見積もっている。 ラニーニャは2010年夏~11年春にかけても起き、10年夏の記録的猛暑の一因となった。(共同)
地元名産のキンメダイを手に旅館の従業員から祝福を受ける佐藤康光新王将=静岡県河津町の今井荘で2012年3月9日、西本勝撮影 3年近い無冠から、佐藤康光新王将(42)が復活を果たした。第61期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は、8、9日に静岡県河津町の今井荘で行われた第5局で、挑戦者が久保利明王将(36)を降し、4勝1敗で決着した。佐藤の王将位獲得は02年以来。 第5局は、今期3回目の久保のゴキゲン中飛車で始まった。1日目は久保のペースのように見えたが、2日目になって佐藤の中央を手厚く指す構想が実り、決戦に突入してからは久保に粘る余地を与えなかった。 佐藤は93年に竜王位に就いて以来、98、99年の名人を含め次々タイトルを獲得。しかし09年、棋王戦で久保の挑戦を受けて敗れ、無冠に転落した。10年には名人戦A級順位戦で初の降級、リターンマッチを挑んだ棋王戦も敗れ、タ
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