14日午後4時20分頃、東京都葛飾区宝町の京成本線の歩行者・自転車用踏切で、乗用車が鉄製の車止めを乗り越えて踏切に突っ込み、自転車2台を相次いではねた。 この事故で、自転車の40歳代の女性が全身を強く打って死亡、女性の長男とみられる男性(20)も重傷を負った。乗用車を運転していた60歳代の男も病院に搬送された。車は現場近くで追突事故を起こし、逃走中だったといい、警視庁葛飾署は、男の回復を待って道交法違反容疑などで事情を聞く方針。 同署幹部によると、車は現場の約200メートル手前の路上で追突事故を起こした後、猛スピードで高さ数十センチの逆U字形の車止めを乗り越え、踏切を越えた路上であおむけの状態で停止した。