昨年末のスキー事故から、ほぼ1か月近く人工的な昏睡(こんすい)状態に置かれている元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ。入院しているフランスのグルノーブル病院の神経外科医が、今後シューマッハを覚醒(かくせい)に向かわせるとの報道が事実であることを認めた。 今週、フランスの日刊スポーツ紙である『L’Equipe(レキップ)』が、グルノーブル病院の医師団がシューマッハを麻酔状態からの解除を開始し、回復に向けた段階に入ったと報道。しかし、シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームは、29日(水)に、その報道は「推測」に過ぎないと語っていた。 『L’Equipe(レキップ)』では、シューマッハの覚醒には数日もしくは数週間を要することになるだろうが、実際のところグルノーブルの医師エマニュエル・ゲイの主導により、28日(火)からその過程に入っていると報じた。 『L’Equipe(レキップ)